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記紀以前の日本史を探す

古事記や日本書紀、俗に偽書とされる歴史書、古代アジア各国の歴史書などから古代(紀元前1000年頃~)日本列島の真実の歴史を考えて行くブログです。

7月11日に大型アップデートし、

7月14日に読み物の一部をアップデートしました。

 

今回は、古事記第一章完了しましたが、

その過程で解釈の変更をしました。

 

解釈変更した理由として、

列島で古代に発生した「弥生の小氷期(寒冷化)」の

存在があり、調べると確定要素と捉える事が出来ます。

 

その様に考えると、範囲内にある2つの単語が

注目を浴びる事になります。

 

淤能碁呂嶋:

 

「淤(泥)」
「碁(整然と線の引かれた)」
「呂(長い)」

 

上記により、「整然と長い泥の線が引かれた嶋」と解釈でき、

モンサンミッシェルにある、「干潮時」に姿を現す、

「海中(水中?)の道」を指すと思われます。

 

八拳須:

 

「八(八個)」

「拳(拳)」

「須(ひげ)」

 

上記により、「八個の拳が入るひげの様な状況」と解釈でき、

これも、「海中(水中?)の道」を指すと思われます。

 

つまり、「淤能碁呂嶋」は寒冷化の始まりで、

「八拳須」で寒冷化が本格化した事を指すと考えます。

 

ちなみに、「弥生の小氷期(寒冷化)」の期間は、

「紀元前900年頃〜880年」が一番強く、

それ以降、徐々に緩和し、「紀元前670年頃」まで続き、

その後、「寒冷化」は収束し、縄文時代の様な「温暖化」に

変化した様です。

 

どこまで、古事記とリンクしているかは不明ですが、

「寒冷化」はある程度、基準点として考えて良い気がします。

 

今後の大型アップデートは半年以降を予定しています。