お久しぶりです。直近のアリーナオープンはDay2で負け越しました(挨拶
そこそこ満足いく内容に近づいているので、最近ヒストリック環境で使っているトロンでも紹介します。
・ヒストリック環境の「トロン」について
一般的に「トロン」といえば「ウルザの」タイプを持つ「鉱山」「魔力炉」「塔」の土地(以下ウルザランド)をそろえて爆発的な無色マナ加速を行うデッキのことを指しますが、ヒストリック環境にはウルザランドが存在しないので、代わりに「見捨てられた碑」を使用してマナ加速を行います。
主だったところは公式で岩Show氏が記事にしているのでこちらをご覧ください。
私も初めは無色単で使っていたのですが、以下の理由により何らかの色を足した方が良いという結論に至りました:
・環境最速クラスのグルール、赤単・黒単等各種アグロ相手に時間を稼げない
・「幽霊街」「廃墟の地」などで土地を狙われたときに単に土地が減ってしまう
・環境の優良マナ加速&チャンプ要因である「真面目な身代わり」を使えない
土地破壊に関してはまだ見かける機会こそ少ないものの、残りはアグロ相手に序盤で削られたライフを「見捨てられた碑」で取り返す構成をとるこのデッキでは死活問題です。
一方、色を足すことで生じるデメリットは次の通りであると考えました:
・足した色マナが十分に供給できない可能性がある
・有用な能力を持つ土地や無色マナ源(=「碑」で加速カウントできるマナ)が減る
色マナ供給については、無色マナと共存できる土地ということで、各種アンコモン砂漠土地(アンタップインであることも重要)と、グリクシスカラーの場合は「永遠衆の墓所」のフィルター効果で疑似的に増やすことができます(「未知の岸」はあらゆる色で可能ですが、ライフ回復も重要な要素です)。
ここで、対アグロを想定した場合に各色で採用可能なカードのおさらいをしましょう:
・白:「ガラスの棺」「神の怒り」等
・青:「上天の呪文爆弾」「ヴァントレスのガーゴイル」等
・黒:「思考囲い」「無情な行動」「絶滅の契機」等
・赤:「砕骨の巨人」「焼けつく双陽」等
・緑:「恋煩いの野獣」「グレートヘンジ」等
この中から、メインに入れてもコントロール相手に腐らないカードとして、現在は「焼けつく双陽」を試したいので赤にしています。
やはり軽い全体除去が欲しいところですが、ダブルシンボルはやはり最速で打てないことが多いので他のカードを思案中です。
またこのデッキの特長として、「大いなる創造者、カーン」を基調としたウィッシュボードの形式をとり、
終盤溢れるマナを有用な効果に変換していきます。
それぞれの採用カードを解説しましょう。
・「トーモッドの墓所」「墓掘りの檻」
基本は墓地対策として共通するものですが、マナを払っている余裕がなくとりあえず設置しておきたい場合に「墓所」をサーチします。
「墓掘りの檻」はゴブリン、ネオブランド、サクリファイス(「集合した中隊」等)などライブラリーから直接出す系統のカードにも効果てきめんです。
・「影槍」
基本は対アグロでの軽い絆魂付与要因として用意しているのですが、間に合わないことも多く優先度は低めです。
一度だけ、親和エルフが構えていた「英雄的介入」の破壊不能をこれの起動効果で消して「焼けつく双陽」を通したことがあるので抜けないでいます。
・「漸増爆弾」
トークンや低マナ域のカードを多数展開してきた相手に対しサーチするカードです。
タイムラグはあることと自分自身2マナカードの使用頻度が高いため、ねらい目は0~1マナ件です。
・「魔術遠眼鏡」
プレインズウォーカーや「水没遺跡、アズカンタ」、「這い回るやせ地」等の対策に使用します。
起動型能力を使用することの多いサクリファイス系にも刺さります。
「スカークの探鉱者」はマナ能力なのでこれで対策できないのは注意が必要です。
・「世界のるつぼ」
色マナ源を持つ土地を多めに入れている都合上、ミシュラランド等特殊能力を持った土地の数を減じざるを得ない状況のため、繰り返し使える余地を作るための保険として入れています。
ただし使ったことがないので優先度は低めです。
・「石成エンジン」
対カウンターに強くするためにお試しで投入しています。活躍の機会はいまだありません。
・「無限の構築物」
お試しで入れてみたら一度だけ黒単アグロ相手にこれをサーチして耐えることができた(単体除去をくらうと複数トークンがでてチャンプブロックできるため)ことがあったので、引き続き投入しています。
・「神秘の炉」
比較的サーチする機会の多い、無色デッキ御用達のアドバンテージエンジン。このデッキでは「ボーラスの城塞」の互換として扱えます。
・「真面目な身代わり」
メインと散らして計7枚体制でサーチします。4枚で土地が止まってしまった場合の保険です。
・「不屈の巡礼者、ゴロス」
最初はこのカードをメインに投入していましたが、同じ5マナ域なら「碑」を優先して置きたいこと、コンボできる「大瀑布」をサーチしてもほとんど返しで除去されて良い結果を生まないこと、除去前提なら「真面目な身代わり」の方がアドバンテージ的に優秀であることから、「状況に応じて好きな土地をサーチできる壁」という本来の役割に落ち着いたポジションになっています。
・「見捨てられた碑」
枚数の実質水増しという点で「真面目な身代わり」と同じ理由です。もともと伝説なので複数枚引きたくないというのもありサイド1枚が安定します。
・「王神の立像」
テンポ系など土地をあまり置かない(置けていない)相手に対する事実上のフィニッシュ手段として用います。
・「隕石ゴーレム」
万能パーマネント除去。生物呪文なので「否認」系に引っかからないのも重要な利点です。
・「石とぐろの海蛇」
「否認」系が怖いときに立たせておける壁役や軽量プレインズウォーカーへの牽制としての利用がほとんどです。
壁役としては到達を持っているのがかなり偉いです。
今回はとりあえずこんなところで。






