先日、東京印「げんせんじゃ~2020」を観に行きました。
3月長戸さんが脳出血。
4月コロナ禍による「One Cup Of Rice」の延期発表。
緊急事態宣言解除後に「げんせんじゃ~2020」公演発表。
感染者数が落ち着いていたと思ったら、
公演が近づいたら徐々に感染者数が増えてきて・・・
という中での「げんせんじゃ~」でした。
私は、タイミングよく4月から無職(3月末で契約満了)なのでずっと自宅。
電車に乗るのも怖いと思っていたので、
さて、いつ観に行こうかと悩む・・・。
スペシャルカーテンコールやトークショーなどイベントは行われない。
でもやっぱり大千秋楽は何かあるかも。
ということで、大千秋楽に応募。
他の日はどうする?
無職ということは交通費がイタい。
(定期がないので、往復の交通費を考えると・・・orz。)
今回は仕方がない、1回にしよう。
感染のリスクも抑えたいし。
そして、抽選日。
・・・落選orz。
どうしよう。平日しかチケットが取れないらしい。
シブゲキの座席数は242人。1列目はなしで、前後左右の1席は空ける、となると
1公演100席くらい?
いつもよりチケットが取りにくいんだろうなぁ。
2回目の抽選日の直前に制作さんから
繰上当選のメールが届きました。
うれしかったなぁ。
返事を出して、次の日には振込み。
振込み確認のメールも届いたし、
あとは楽しむだけ。
それと自分の感染対策を考える。
今回残念だったのは、役者さんのSNSで稽古風景があまり公開されていなかったこと。
(安芸さんのblogが楽しみでした。)
東京印のTwitterで動画を流していたのが、稽古場の雰囲気を知れる貴重な情報でした。
ありがとうございます。
公演が近づいてくると、
劇場のシブゲキや東京印の感染対策も発表され、
初日が開ければ観客からどれだけ対策されているかもUP。
日向さんのblogで、劇場よりそれ以外の方がヤバい、という一言でますます安心感を得ました。
本当にそうかも。電車とか市中の方がヤバいかも。
日に日に増える感染者。
長戸さんやキャスト、スタッフ、観客。
すべての人が感染しないように、と祈りつつ・・・。
大千秋楽まで無事でありますように。
座席(チケット)は、受付時に交付。
客席開場は公演1時間前。
ということで、早めに劇場へ。
受付の手前で、靴の消毒と体温(おでこ)検査。
手の消毒液も完備。
ロビーはさすがにお客さんが少なくて、スタッフさんの数の方が多くてちょっと恥ずかしい。
パンフレットを購入して、長戸さんと少しだけお話しして客席へ。
長戸さんやスタッフさんはみんなマスク+フェイスシールド。
物販も完全防備。
劇場トイレでは、「感染症予防のため便器の蓋を閉めて流してください」という張り紙も。
客席では、2列目のお客さんにフェイスシールドを勧めている(1列目は空席)。
自分が感染者かもしれないということもあるので、
あまりウロウロできないし、
長戸さんとお話しすることも憚られる。
こういう事態は異常だなぁ。
さすがに会場から開演までの時間が1時間もあると長いなと感じました。
当日パンフレットもチラシもないし、
お話しもできないし、ウロウロもできないし。再掲。
開演前に作・演出の長戸さんからお話が。
良かった。今日もしてくれる。
公演を観に行ったお客さんが、
長戸さんが公演を決意したお話を開演前にした、とSNSにUPしていたので聴きたかった。
「劇場は楽しくて安心な場所」という言葉に目に涙が溜まりました。
こういうご時世でも、そうしてくれている長戸さんたちに感謝です。
今、昨年の「げんせんじゃ~2019」を見ながらこのblogを描いていますが、
この状態がどれだけ当たり前に思っていたか身に沁みます。
当たり前だったことができない悔しさ。
劇場にワクワクしながら行くこと、観劇して帰る道中もお芝居を思い出して楽しい時間なのに、
感染を恐れなければいけない時間に変わった・・・。
観客としてこれだけのことを思っているのに、
役者さんやスタッフさんはもっと気苦労したと思う。
稽古中も、稽古場への道中も、日常生活にも、すべて感染に気をつける生活。
感染する確率を考えると、最後まで公演ができること自体が素晴らしいこと。
お芝居の感想は・・・
2013年から続く「げんせんじゃ~」。
8回目ということとDVDもいくつか持っていて時々見ているのでストーリー、セリフも頭に入っていますが、
今回は、「自分で決めていいんだよ。」に刺さりました。
自分を想っていないと心身を壊すし、他人にも優しくできない。
今までは、他人のために尽くし過ぎた。
もっと自分と家族を大切にしよう。
最近、なんとなくそう思っていました。
だからこそ、後押しされた感じ。
このセリフ、今まであったかな?
今回は、コロナ禍だからこそのセリフもあって、
DVD購入を決めたのもこの状況下で行われたお芝居を忘れてはいけないと思ったから。
失礼ながら今回はDVDの購入をどうしようかと迷っていました。
たいしゅう小説家Present'sのときも、出演者で気になった役者がいれば購入していたので、
今回は知らない役者さんばかりだからどうしようかなぁ、と。
(安芸さんと清水さんのお芝居を観て決めようと最初は考えていました。)
大千秋楽だから、アドリブが多くて慣れが出できた?という印象を持ちました。
だいぶん、端折っている感もあり・・・。
内容を知っている分、あれ?と思うところもあって・・・。
朝礼のシーンは、セリフ変わった?と思ってたら、やっぱり間違えていたらしい。
あとで突っ込まれてた。
今回は藤岡弘が・・・もうちょっと笑わせてほしかった。芸人さんだから期待していたんだけどなぁ。
最期のシーンではセリフを自身のことに変えちゃうし。
いや、あれはあれで面白かったけど、なんだかなぁ。
げんせんじゃ~ショーのドンカンの衣装の話はおもしろかった。
塩原役の清水さんは安定して上手い。間もいい。登場する時間が短いからもったいない。
安芸さんも良かった。ただ、いつもの安芸さんを知っているからおじいちゃんとして見るには抵抗が・・・。
歌はもっと歌ってほしかった。もっと声を出してほしかった。パワーが足りない。
マウスシールドをしての演技だし、大声でというのはやりづらいんだろうな。
(父親の思い出話をしているときに父親の真似したセリフは・・・声が小さい。この役者さんは大きな声が出せないのかなぁと思っていたら、カーテンコールでは大きな声だった。そういう声を出してほしかった。)
それと役者同士の仲良し感ももっと出してほしかった。
今回はすべてが仕方がないと分かるから、昨年や今までと比べるものではないんだけど・・・。
公演ができたことが奇跡というか。
KIDの唄をどう歌うか気になっていたら・・・なかった。
今回はないのが正解だったかも。
昨年は、「失なわれた藍の色」に出演した小笠原健さんがいたからKIDを歌うのもいいなぁと思ったけど、今回はKIDを知らない役者さん達だし(安芸さん、清水さんは歌わない)、KIDを教える時間もなかっただろうし。
カーテンコールは、W主演のふたりと担当する役者からひとこと。
そのあと2回のカーテンコール。拍手がなりやまなかった。
W主演の役者さんが関西弁をしゃべり始めたのが良かった。
やっぱり生の舞台はいいな。
人は人からパワーをもらえる。
いろいろと描いたけど、最後はそう感じることができるお芝居でした。
こんなご時世で舞台に立った役者さんたちに拍手だし、
公演できるように対策をしたスタッフさんには敬礼です。
そして、公演を決めた長戸さんには感謝です。
劇場は安心して安全に楽しめる所じゃないといけない。
劇場の在り方を考えさせられます。
・・・
公演中、新宿のシアターモリエールから感染者が出たとニュースがありました。
劇場名を出すのはかわいそうな気がします。
極論を言うと場所を貸しただけだから。
これは主催者側とお客さんの行動が怪しい。
(こっちは長戸さんと話をするのも最小限にしたし、握手してはいけないし、と感染されてはいけないと思っていろいろと我慢したのに。)
小“劇場”が危ないんじゃなくて、
主催者の対策が危なかったと思います。
・・・
「げんせんじゃ~2019」を見ていたら、「失なわれた藍の色」が見たくなって観賞中。
やっぱり舞台はこの距離感だよね。役者も観客も。