黄MOSのキャリパボディはアルミピストン専用で鉄ピストン用とは一部仕様が異なることがわかったところまでが前回。


当然ながらアルミピストンを使いたいので今回はアルミピストン仕様を準備すべく黄MOSボディを使ってオーバーホールしていきます。



本音を言うと・・・

元から付いていた白MOSにアルミピストン組み込みを画策していたのでちょっと残念だけどやむ無し。


黄MOSはボディの加工が荒いのとシミが少し残っていること、若干の色落ちがあることが気になってるんだけど仕方ない。



まずはキャリパにシールを組んでいきます。
シンプルにブレーキフルードとシリコングリス。



シールは識別のために色が塗ってあります。
ただし擦ると落ちます笑



オイルシールはブレーキフルードを塗ってから組付け。



ダストシールはシリコングリス。

作業風景は割愛して完成。

何回やっても溝に嵌めるのは難しい。
たまにしかやらないので毎回が新鮮です笑



続いてはピストン。



まっすぐ差し込むだけ。



最後にブリーダボルト。
黄MOSはABSのない時代の代物なので左右とも1J3〜です。

MT-07のABSモデルは右がOリング付き。間違えないように。



続いてはパッド。

バックプレートは形状が違います。
MT-07はピストンが半分プレートから外れるんですが、
黄MOSはすべてプレート内に収まります。

意図があるでしょうがよくわからないので黄MOS用を使います。



パッドの抑えも形状が違います。
これはキレイなMT-07を使います。


バッドとピン。
黄MOSにはSBSのセラミックパッドが入っていました。
セラミックという名前だけどレジン系ですね、たぶん。

しかもほぼ新品。

迷ったけどとりあえずMT-07を使います。



バックプレートは当然ながらぴったり。



あとはサクっと組み立てて完成。
MT-07のパッドもかなり残っています。
走ってないからなー笑



入手時点ではかなり汚かったのが見違えるようにキレイに。

これで気持ちよく装着できます。



週末にでも車体に取り付けようかと思います。
ようやく復活 笑