国内でようやくYZF-R7が発表されました。

  



パーツリストも公開されていますので改めて流用出来そうな部品を漁ってみます笑

気になったのはセンターブレース。



ニュースリリースでも剛性寄与を謳っています。


MT-07系のフレームはピボット周りの剛性があまり高くありません。
(他の場所もだけど)

ピボット部のフレーム幅が狭くて、フレームの外側にスイングアームが接続する構造がその理由。

スーパースポーツでこの構造は珍しい、というか皆無じゃないかな。

このセンターブレースはフレームに鉄板を剛結、しかもスイングアームの外側を通すことで少しでも剛性を上げています。


しかしこのセンターブレース、設計に相当な苦労が窺えます。
上側の締結はタンデムステップがあった場所。
行き場を失ったタンデムステップは別の場所に移動させています。
後付け感がすごい笑

MT-07のデビューから7年経ちますし、センターブレースの無理やり感から見てもR7は当初は計画になかったことが垣間見えます。


閑話休題。

流用話に戻ります。

赤く囲ったところはほぼ全部BEB部番です。
BEBはR7で新設の部品。

いかにも流用できなさそうでしょ?

そうでもなさそうです。


MT-07とR7のサイドカバー付近を重ねてみました。
青の点線がセンターブレース。
ちょっとわかりづらいか笑

センターブレースはピボットプレートとタンデムステップの前側締結点に締結します。

重ねてみるとほとんど干渉が無さそう。
ポイントは4点。
  • エアクリはMT-07とR7で同一。干渉しない。
  • タンクカバーは少し干渉するかも。
  • タンデムステップは付けられなくなる
  • ピボットプレートもR7を使う
ちなみにピボットプレートをR7のものに交換すると自動的にステップやサイドスタンドも一式交換のコースになります。
(赤く囲った部分一式)

そうすると自動的にバックステップになります笑


オーバーのバックステップ2個分くらいの費用でいけるんじゃないでしょうか。

誰か試してくれないかなー。
これはさすがに自分でやる勇気はないなー笑