フロントフォーク繋がりで歴代のMT-07のフロントフォークの仕様を整理してみます。


初期型('14~'17)

・スプリング 1WS-23141-00 8.5N/mm

・ダンパーロッド 1WS-23170-00


中期型('18~'20)

・スプリング BC6-23141-00 9.0N/mm

・ダンパーロッド B4C-23170-00 減衰16%up

元ネタは見つかりませんでしたが、下記にスプリングとダンパーロッドの減衰に関する記述があります。

 


後期型('21~)

・スプリング 1WS-23141-01

・ダンパーロッド B4C-23170-00

ダンパーは中期型と一緒ですね。

スプリングのレートはたぶん9.2N/mm。

 ↓の記事中のグラフの傾きから読み取れる数値と、バネの巻き数から推定される数値、どっちも9.2なので確度は高いかと。


並べてみるとマイチェンのたびに減衰、スプリングレートともに高くなっています。


後期型はブレーキディスクが大径化されたので、制動力UPに見合うようレートを上げていると推測できます。



MT-09もそうだけど、デビュー当時はオフ車(モタード)っぽい足回りを狙ってたんだと思います。


思いの外(失礼)売れて設計変更の原資を獲得

→市場の要望を反映

→どんどんオンロード的な味付けにシフトした

というところでしょうか。



見た目はどんどん過激になっていますが、足回りはどんどん一般的なオンロード寄りになっているという矛盾 笑


こんなに細かく仕様変更するのも珍しい気がします。



こういうの調べるの嫌いじゃありません笑