さて、その日の夜のテントサイトは風が強く、購入以来、初めて30本近くあるテントのペグを全て地面に打ち込んだ。

海沿いの高台にあるキャンプ場だけに、夜中の寝ている間に風が強まってテントが飛ばされそうになると大変だ。
幸いにして、風は弱まってくれたのだがテント内は14℃と内陸の白金温泉の夜と同じ気温。

知床の大自然に抱かれて、ぐっすりと眠りについていると、午前3:00少し前になってテントの外に複数の足音が。。。
そう、今年も彼らの真夜中の訪問です。


野生のエゾシカのファミリー。

たぶん、去年も現れた同じファミリーでしょう。
テントサイトの芝を食べにやってきました。

暗闇に光る目。

比較的に体の大きい一頭が、私のテントのすぐ側に座って、のんびりと一族を眺めていました。
群れの監視役でしょうか?映画『ジュラシック・パーク』の一作目で、グラント博士と子供達が木の上で寝ていると夜中に草を食べに来たブラキオサウルスに起こされるシーンを思い出しました。
世界自然遺産に登録された、最果ての地には豊かな自然が残されています。

北の大地の夜がふけて行きます。
