こんにちは
こんばんは⭐️
いつもブログをお読み頂き
ありがとうございます
12月も明日でほぼ
3分の1が終わります😌
この10日間が無事に終わるだけでも
とてつもなく安堵感のある12月です。
12月の気温が高く
温かい日が続いているため
ホッとしていることも
要因のひとつかも
しれません
このまま穏やかに
12月31日を迎えたいと
切に切に願います
今年は、正直
なんというか
いつもに増して
言葉に出来ない
言葉にならない
1年となりました。
健康と仕事
両方が同時期に駄目になり
人生が詰まりました
今年の4月からの
体調不良でほんとうに
まいりました。
重度の貧血とはいえ
症状は良くなったり
悪くなったりの繰り返し。
そこに絡んでくる
慣れない仕事と暑い夏の日々☀️
体調を崩さなければ
絶対に選ばなかった仕事。
それは、
自分で向いてないとわかっている
業務内容であるから。
不向きのひと言に尽きると
自分では感じています。
お仕事を始めて
すでに半年は
経過していますが
職場にいく度にまだまだ
緊張感でいっぱいです
そんな環境でも
続けていられるのは
職場の方のサポートがあるからと
ちゃんと指導してもらえ
自分の成長を感じられる
お仕事だから
慣れない仕事と環境ではありますが
充足感のある日もあります
そして学びも多々あります
また、自分では向いていないと
感じたり思っていても
周りからは
そう思われていない場合も
あるのかもしれないと
感じています。
自分のことは意外と
見えてなく
思い違いのことも
たくさん
あるのかも知れないなぁと
思ったり
このような
いろんなものの
バランスを欠いた
一年を私は自分の中で
まったく咀嚼できずに
消化できずに
過ごしていたのですが
一冊の文庫本と出会い
心がとても軽くなった
最近です
その本はこちら
緑、みどりしていて
素敵な表紙、
北村薫氏の著書です。
一ヶ月ほど前の11月に
12月の仕事の合間に読む本を
探しに書店にいった時に
手にしました。
北村薫氏は
ミステリー作家🖋️の方だと
記憶しています。
ミステリーといっても
怖くなく、なんというか
優しい内容のミステリー作家さん。
今から30年ほど前の高校生の頃に
北村薫氏の本にたくさん触れて
過ごした記憶があります。
スキップ、ターン、リセットといった
長編ミステリーで北村薫氏の
名が知れた記憶がありますが
記憶違いかもしれません。
でも、
スキップの話の内容に
引き込まれ、本に魅了され
高校の担任の先生に
この本の内容について
熱く語ってしまった
記憶があります
北村薫氏や書籍をご存知の方が
いらっしゃったら
嬉しいです
先月手にした書籍は
そう30年ぶりの
北村氏の文庫本📗
八月の六日間の内容は
ミステリーではなく
主人公さんが登山⛰️をする内容と
なっています。
また登山だけでなく
主人公さんの日常も作中に描かれ
含まれています。
12月に読むつもりで購入いたしましたが
30年ぶりの北村薫氏の書籍との出会いで
どのような語り口なのか
話の内容なのかが気になり
結局11月中に
2日間で読み切る
結果となりました
読後の感想は
私のこの1年や今の状況が
癒さたのひとこと
癒されたの響きが
ありきたりで抽象的で
どのように感想を
述べればよいのか
戸惑いますが
自分を受け止めた
受け止められたとも
いえるかもしれません
とにかく、
今の私の全てが
赦されたようで
楽になれた
そんなありがたい一冊との
出会いとなりました
誰にも
説明し難いこの日常を
あーなんだ
私の日々は登山のような
日々なのだと。
やったことはない登山だけれど
主人公が山に登る、挑戦する姿は
わたしの日常と不思議と
重なるのです。
一度登ると決めて
歩き始めたら
後戻りなどできない山道で
足元悪く転んでも滑っても
暗い山で
迷いそうになっても
自分を信じて
進むだけ。
それは、今の私の状況と
なんらかわらないなぁと
そう思ったら
そんな視点で
自分の今を眺めたら
とても楽になれたと
いって良いかもしれません
そして、登山のような
日々を少しでも楽しみたいと
素直に思えました。
読後から
日々
ちょっと心が折れたり
しんどくなったりする時は
今は、
大変な山に登山中のような
ものでいつか目的地の山に
到着するのだから
前だけ向いて足だけ動かして進もうと
思うようになっています
そして、
主人公の女の人が
登山中に休憩する際に
口にするお菓子を食べ
己の背中を押したり
ちょっと冷静な判断をできるように
何かを口にパクッとするように
私もバックにお気に入りの温かい飲み物を
ポットにいれ持ち歩き
チョコレート🍫やキャラメルなどを
忍ばせたりしています
この著書から
そのように日々を歩いている
そのように歩けるようにして
貰った、この表現のほうが
正しいのかもしれない。
そう、癒されたではなく
救われたのだと思います
12月の
今年を振り返る作業と出会う
この時期に
わたくしの
暗雲たるこの1年を
救ってくれた
優しく包んでくれた
そんな文庫本となりました。
是非、
北村薫氏をご存知でない方も
本屋さんで出会われたら
手にされてみては
いかがでしょうか?
落語家の出てくる小説も書かれている
北村氏なので、小説はテンポよく
読む事ができ、
一方
一節、一節がよーく考えこまれた
一文で、文節も内容も
心に留まる小説かと📚
本を書く才能がある人は
こういう人のことを
指すのだろうと改めて
感じ、
来年の1月には
高校生時代に読んだ
北村氏のスキップを
再度、
手にする予定でおります
今年も
あと少し
12月の
残りの日々が
皆様にとって
愛おしい日々で
ありますように
穏やかで
優しいもので
ありますように
最後まで
お読み頂き
ありがとうございます
書籍📚と音楽に
支えられる日々で
あります