未来の日記・過去の想い出 | ルアナ ウェリナ&キアヌDIARY

ルアナ ウェリナ&キアヌDIARY

blogはリンクフリーです!ルアナからのメッセージがひとりでも多くの人に伝わりますように    writtn by 給仕

夢を見た。

2011年11月30日に彼女が退院する夢。


啓太や悠太が、彼女の怪我や病気が治って、喋ったり普通に歩いたりする
夢を見ているのに、私は彼女との夢を見たことがなかった。

朝起きたとき、夢の内容なんかほとんど思い出せない私なのだが、今回は違った。
しかも日にちまで覚えている。

啓太に夢のことを話しながら、
「これは予知夢だな。」と呟いた。
 

そういえば、ことし結婚してから25年目。銀婚式だ。

彼女と、どうしても結婚したくて寒い夜にプロポーズしたことを思い出す。

「結婚しよ。」
「ホント。うれしい。」

彼女を家まで送った帰り道、大声で「やったー!」と叫びながらアパートに
歩いて帰ったのを覚えている。

それから、札幌の時計台の前で初雪の日にキスをすると必ず結ばれるという

『First snow kiss』 

初雪の降る、11月に、大学の講義が終わったらすぐに電車で
札幌駅まで行き、大通りを抜けて、時計台まで二人で走った。

時間は12時じゃなかったけれど、時計が鳴った瞬間に とにかく夢中でキスをした。

狸小路をうろついて、(今でもあるのかな、)『キードール』で二人の未来を語り合った。

犬バカな二人。

どこに遊びにいっても、田舎の駅の前をうろついている犬を触っているだけで幸せだった。
近所で生まれた犬が、いれば毎晩でも見に行っていた。
大学の実習用に繋がれた犬たちに、端から順番に話し掛け、

触りながら何時間でも、二人で過ごした。

大学の構内で、講義が終わったら毎日犬たちのそばにいる私を、
遠くからいつも見ていたという彼女には最初は気づかなかった。

「いっつも、ここにいるね。前からずっと気になってしょうがなかったんだ。」と彼女。
「うん。」私は長髪に牛糞で汚れたトレーナー、トレードマークの首にタオル
(自分では当時カッコイイと思っていた。)の私は、
女の子と話すなんてとんでもないというほど奥手だったのに、
話しいるうちに、どんどん彼女が自分の中で大きな存在になっていた。

犬がいれば二人はとにかく幸せだった。

こんな事もあった、
大学の馬が放牧されている牧場を、近道だからと彼女が柵をよじ登り真ん中を突っ切っていく。
すると10数頭の馬に取り囲まれ、

身動きができなくなって手をつないで二人でいっしょに走って逃げた想い出。

大学の構内にある、学食の前にあるローンをショルダーバッグを肩に、
白衣を着て歩く彼女の姿を、今でも鮮明に思い出す。

もうその時代には戻れないが、かつて二人が通った大学に長男の悠太が通っている。
親子3代(彼女の父親も同じ大学だ。)に渡って同じ大学だなんて、実に不思議な縁だ。

彼女とは結婚してからもいろいろとあったが、今回だけはそうとうダメージを喰らっている。
片方の羽根をもぎ取られてしまった・・・。そんな感じ。

何度でも立ち上がってきたのに、状況が状況だけに正直どうしていいのか、
完全に出口を見失ってしまっていた。

でも、たくさんの仲間達が彼女や私のまわりで応援してくれている。
そして、二人には誰にも壊せない『絆』がある。

『彼女を守る』

それが、これまでも、これからも私の役目だ。

『未来』という字は二人にとって過去には辛い文字でも、
特別な想いが込められた文字。

つづきはまたの機会に。