この前、ものすごく久々に、古~いタイプのフォルクスワーゲンのビートルを見かけた。
角ばった車の方が私好みだけど、久しぶりに見るとなかなか可愛かった。

色は真っ赤で、独特な大きな音を発てながら、通りすぎて行った。
大事に乗ってる人もいるんだなぁ♪、と思ってしまったな。



車といえば…

「(車)買ってあげようか?」

と、私の母。

母は、DV夫に車の鍵を取り上げられた事は知っているけれど、普段の生活の中での理解不可能な彼の言動は、ほとんど知らない。

いつも相談するのは、感情的にならず、常に冷静に受け止めてくれる父と決めていて、母には言わないように父にもお願いしていた。

彼女に心配をかけたくないというのもあるけれど、本当の事を知ったら、平常心を失い取り乱して泣いてしまうと思うから…

今の私は自分の事でいっぱいいっぱい。心に余裕がないので、そんな母を優しくなだめてあげられる自信がない。
なので、徹底して彼女には秘密にしていた。

だけど、先日、私にしては序の口なDV夫のエピソードを、ポロッと彼女に言ってしまった。


それから、しばらくして
「心が痛いから…」
と、母は車の事を言い出した。

正直言うと、スッゴク欲しかったし嬉しい。でも、もうチビッコじゃないし、買ってもらっていいものか… というのもある。



考えておいて、と言われているけれど…



どうしよう…