ゆっくりと浸ることもなく、
いろいろな思いの中で
この自己隔離期間が過ぎて行く。
そして今日は最終日。
今日の夜9時に
14日間の自己隔離が終了する。
朝目が覚めて、体調『ok』
コーヒーを入れていると
その香りがフッと嗅覚を刺激し
思わずコーヒーメーカーに目がいく。
コーヒーのアロマに癒され、
今日のコーヒーの味は
いつにも増して美味しく感じる。
なんでだろう？
ここ最近
コーヒーを毎朝飲んでいるけれど、
こんなに美味しいと思った事はないくらい
美味しい。
精神的なものなのか、
体調的なものなのか？
今までだって
嗅覚も味覚もしっかりあったのに
今日は特別だ。
毎日、毎日
味覚、嗅覚問題なし
食欲 問題なし
と確認しながらの14日間だった。
倦怠感って意外と難しく
毎日家で座っているか、
ソファでゴロゴロしていたら
その環境でストレスも溜まるし
血圧も下がるから
何が倦怠感か分からなくなる。
だから
昔インフルで倦怠感があった時は
椅子に座っているのも
辛かった記憶があるので
それと比較しながら確認していた。
乾燥かダストか分からないけれど、
喉がイガイガして
喉がむず痒い気がして
咳がコホって出ると
感染してるのかな？などと思う。
おまけに携帯、iPad、
コンピューターをする時間が長いからか、
姿勢的に肺の面積も狭まって
胸が苦しいような気もしてくる。
ちょっと精神的に参っている。
しかも感染しているか分からないので
(そのための自己隔離期間)
感染していたら
子どもに絶対移してはいけない
と思うから、
手をどれだけ洗い、
全ての事にどれだけ気を使っていたか。
それも後6時間で終わる。
息子に今日が自己隔離期間
最終日である事をLINEで伝えると
一応土曜日までやっておいたほうが
いいんじゃないの？
と。
一応？誰のために？
と聴くと
K〜のため
と(爆)
まぁ、
私もその点は同意するし、
念には念を入れる事は大事から。
でも明日からは
買い物に行くことも
散歩に出ることも可能になる。
これは自己隔離に関わる
ペナルティーの
最大A$13345ドルの対象からは
外れると言う事。
自覚症状のない感染者がいる中、
私だって実際は感染していたのか
していなかったのかは
実際のところ分からない。
もし、海外からの帰国者が
感染者との接触で感染していたとし、
帰国して数日後に本人も風邪かな❓
位の状態で14日間の隔離期間だったら
自己隔離期間が終わっても
感染させる可能性があるのではないのか？
しかも海外からの帰国者でなければ
14日間の自己隔離期間は必要ない。
だから
本人も風邪かな❓
位の症状だったら、
体調が良くなり次第
外に出て行くわけだから、
誰が感染していて、
誰が感染させているか分からない
と言う事だ。
そういう意味では
K〜くんも言っている
『一応もう少し長く』は
的を得ているわけである。
実際はK〜くんより、
私の方が年齢的にリスク高いけど。
でも誰が目に見えないリスクや、
遺伝子的に重症化する要素を持っているか
分からない事を考えれば、
自分以外の人にも
感染の機会を作らない
と言う慎重さや心遣いは必要だろう。
誰がCOVID-19に感染しているか
実際は分からないけれど
(検査してい無い人も多いので)
その症状がいくつかあって、
暫くして回復したからと言って
直ぐに街に出て行くって...
アカン。
更に症状が無ければ、
更に自覚なく人と接触...
となるだろう。
そこが
この感染症の広がる原因だし
まして感染力も強いCOVID-19。
そう思うと
外に行くことが少し憂鬱になるよ。
自己隔離している事によって
逆に守られてもいたわけだ。
でもオーストラリアは今
Social Distancing が徹底されているから
後は手洗いを徹底すれば良し。
そう言えば、
ホテル滞在中の私だが、
3日前にホテルから差し入れがあった。
最初は
ルームサービスの間違いだと思い、
K〜くんがフロントに電話したが、
Comfortable な Self Isolation を
過ごせるように...と言う事だった。
赤ワインそんなに好きではないが、
その気持ちは十分に嬉しい。
ヤラバレーの赤ワイン。
チョコレート
水のボトル2本と
ストレッチ？ヨガ？が
図解されたインフォメーション。
まずは、
全てを食器洗剤で洗い
そのまま乾かす(爆)
ホテル側も
Self Isolation 期間中の人間との接触は
感染の可能性という理由から
完全にnon contact だけれど、
私だって
誰が感染しているか分からないのだから
自己防衛しているのだ。
感染とはそういうもの。
特にこのCOVID -19は
無症状病原体保有者が多いという
厄介なウイルスだから。
自分で出来るだけ自己防衛していても
感染してしまう事もあるかもしれないけど
それでも出来る自己防衛は必要だと。
外ケースが洗われた後の
チョコレートは
我が息子の胃袋へ。