あの晴れた日は陽の光が眩(まぶ)しくて、眼を瞑(つむ)った
心許(こころもと)ない腫れ上がった傷んだ心
あなたを許すことなど出来ない
花のような輝きが散った
そこに優しさはあった?
あなたは私の世界を包んでくれた
燃え盛る花弁(はなびら)
消えた足跡
夜を消したあなた
朝を消したあなた
私に優しさという爪痕(つめあと)を残して
こんなにも泣き散らした花弁(はなびら)
見たことあった?
私の心に傷を付けたあなた
最後に逃げ出したのはあなたの弱さ
束(たば)ねた寂しさ
孤独すらもう忘れ去った
泣くことを忘れそうで苦しさが疼(うず)く
私は追い掛けた
衝動と反動だけを背に抱(かか)えて
冷たい人だとあなたが言った
私の光は全部、あなたが持ち去った
私の闇は全部、あなたが砕(くだ)き散った
息を押し殺した日常
それは心臓が潰されそうな毎日
それは伸ばした手を振り払う行為と同じ
座り明け暮れる私の目線の上にあなた
私を見下げて、どんな表情をしてるのか読めなかった
悲しそうな、哀(あわ)れな、微笑(わら)ってるような
それでも私は心からあなたを離せないでいる
私に降り積もる悲しみを払ってはくれませんか
嫌っても、構いませんから
見えないものに追い掛けられ、追いつめられた
心許せない場所がこの身体にある
どうしても消すことが出来ない
この靄(もや)はどうすれば散るの?
それは冷たさの対照的な想い
あなた、あなた、私を信じて欲しい
舞い散る花弁(はなびら)
消えた姿形(すがたかたち)
光を飲み込んだ
闇を飲み込んだ
私に愛しさという爪痕(つめあと)を残して
独り喚(わめ)き散らしてあなたを憎む
そんな私を知った
心の中にこんな私がいたこと
最期(さいご)に気が遠くなる瞬間に想うのは
束(たば)ねた愛憎
独り言を呟(つぶや)いた、忘れけど
あなたを忘れることで幸せを掴み取る
それでも
私は追い掛けた
本能と直感だけを頼りにして
それでも言える?
私が冷たい人だとあなたは
私の光は全部、あなたが持ち去った
私の闇は全部、あなたが砕(くだ)き散った
呼吸が出来なくて気が遠退(とおの)く
私の心臓を拳で叩いては心の傷みと
引き換えに体の痛みを追い求めていった
立ち尽くすことも何も出来ずに倒れてた
そんな私を私はどう思うのか、どんな表情をしてるのか
あなたはきっとは手を差し伸べてくれない
すべてを燃やして、あなたごと、離れないように
私に降り積もる程の苦しみを与えてくれませんか
それなら、好(す)いてくれますか?
込み上げてくるものを下さい
嫌いになりたいのに嫌いになれない
あなたは優しさで傷付けた
あなたが微笑(わら)うなら、私も微笑(わら)いたいもの
一生涯いてくれるって約束したよね
消えるなんて、憎まれても仕方ない
けど、憎めない臆病者な私を叱(しか)って
泣いてもあなたは弱い私を見捨てないで
春が過ぎ行く
この胸に傷(いた)みだけが残った