君との晩餐、マナーは厳格で
静かに静かに進んでく
私のこの恋はこの食みたいに進んでく
色を塗るように愛は育っていく
油絵のように色を重ねて重ねて
晩餐は進んでく
今日の君は昨日見た君よりもっと綺麗で
フレンチを綺麗に食べていく
まるで君が私を食してるみたい
私は君にとって美味しいのか
愛をフレンチにして、食する君
好きと愛の間で揺れる私と君
食が終われば、君は去っていく
いつになればこの恋は実るのでしょう
実らないなら
この想いごと君の綺麗な唇でそのナイフを使って切り分けて食べて下さい
これは夢なのでしょうか
君との時間はこんなにも静かなのに愛おしい
食べることは本能
その本能と一緒に君と私は一緒に居る
幸せです
君が仕掛けた罠に引っ掛かってるのでしょうか
この食は君が私にくれた愛を育む時間なのでしょうか
いつか君と手を繋ぐ未来を夢見て、君との晩餐を楽しむのです
鮮明なこの恋
私の世界は君一色(いっしょく)で染まってるのです
今日もまた終わってしまう
そして、明日の約束を致しましょう
すべての恋が騒がしくあるものでなくて
私たちのように物静かに始まる恋もあるのでしょう
それで好(よ)いのです
君に触れることも無く、食は進むのです
そして同じく恋も進むのです
日々同じく
静かに話しをして
少しだけ、はにかむ君がとても愛らしくて
私はとてもとても抱き締めたくなるのです
それも愛の旋律です
絵を描(えが)くことも
歌を歌うことも
踊ることも
すべてが素敵なことで
すべてが愛のシルシで
その表現が私にはフレンチなのです
この恋は実るのでしょうか
この恋は実るのでしょうか