自分はアーティストと言い張り
それを
表現する方法として
ロックを選んだ本田美奈子
 
音楽業界やマスゴミの扱いは
余りにも
冷淡だったように
感じていますが
当時の
音楽雑誌やアイドル誌で
見せた本田美奈子の姿は
自分のやりたい事を
今まさにやっている
という
充実感に
溢れていたように
思えました
 
 
 
Minako with WILD CATS/"Let It Burn"
 
 
 
改めて
この曲が収録されている
Minako with WILD CATSの
1st「Wild Cats」を聴くと
日本語詞に
若干の痛さ(^^;)を
感じますが
サウンドとしては
割と良質な
ハードポップだと思います
 
当人としては
ハードロック/ヘヴィメタル路線を
目指したかったと
思われるのですが
事務所やレコード会社からの
圧力があったのかも
しれませんね
 
ハードロック/ヘヴィメタルとして
見たのなら
かなりの甘々で
ございまして
頭の硬いメタラーからは
一蹴されていたかも
 
 
 
バンドという形式を
取る事が
出来たのにもかかわらず
作詞作曲陣は
全て外部というあたり
レコード会社としての
「保険」という名の
圧力を感じずには
いられませんが
仕方ないですかね
(--;)
 
因みに
その外部陣の中には
忌野清志郎も
 
このバンドとしての
1stシングルだった
"あなたと、熱帯"の
作曲をしております
 
 
 
…って
 
今アルバムを見てて
気付いたのですが
 
WILD CATSのメンバー表記に
担当パートが
書かれておらず
7人のコーラス隊という
余りにも不自然な記載が
 
レコード会社は
あくまでも
「アイドル歌手」本田美奈子
として
従来通り
売り出したかったので
こうなって
しまったのでしょうが
 
こんなに圧力で
雁字搦めにしたら
良質なハードポップが
限度でしょうな
 
痛い日本語詞を
無視すれば
それなりに評価されても
おかしくない作品だと
ワタスは思うのですが
アートワークから見えてくる
色々から察するに
本田美奈子には
選択肢は
少なかったのかと
 
残念