さて、いよいよ!
出産する日です。
帝王切開の良いところは、
心の準備ができるところですね。
6時過ぎくらいに、助産師さんが来てくれました。
夫から、
不妊治療から、今日に至るまでの感謝の気持ちや
これからへの想いなどが書かれたLINEが届きました。
このLINEは、きっと今後辛くなったら読んで思い出そうと思いました。
でも、心の余裕はそんなになく時間が過ぎていき
感傷的になるよりもタスクをこなすようにして
言われたとおりに、
7時に着圧ソックスを履いて、
お水をギリギリまで飲んで、
看護師さんを待ちます。
看護師さんが来て、点滴をして
スタンバイ。
赤ちゃんがお腹にいるのはこれで最後だと思い、
看護師さんに写真を撮ってもらいました。
なんだかんだと、あっという間に9時少し前になり、
横になったまま、手術室に運ばれて行きます。
具合が悪いとかはないので、
ずっと天井を見ていて、なんだか不思議な気持ちになりました。
エレベーターに乗って、地下の手術室の前に到着すると、
夫が待っていてくれました。
なんというか、感動的なことはなく、
「お楽しみに」とだけ笑顔で伝えて手術室へ入りました。
怖くなかったわけではないし、直前にコウノドリで帝王切開の怖いやつを見てしまったり
いろんな不安はあったのですが、
ここまでくると肝が据わるものなんですね。
麻酔の注射もそんなに痛くも感じず、ささっと尿管もつけてもらい
冷たさを感じるかを何度か確認され、
「緊張しますね」というと
「その割には脈も上がってないし落ち着いてるわよ」と先生(笑)
そして、麻酔が効いたことを確認すると、お腹の前に仕切りが作られ、
「えー、年齢が少し高いので、今から帝王切開術をはじめます。」という掛け声から
手術が始まりました。
それから数分して、
「深呼吸してくださいね」と声をかけられ、助産師さんが手を握ってくれている手を握り締めながら、
ふー、と息を吐いたと思ったら、
「ふんぎゃぁ!ふんぎゃぁ!」と大きな声が響き渡りました!
ついに!!!赤ちゃん無事に誕生!!
淡々としていたはずなのに、その声を聞いた瞬間、
ブワッと涙が滲み、助産師さんが拭いてくれました。
助産師さんが女神に見えます(笑)
その後、生まれたてほやほやの赤ちゃんを横にほんの少し置いてもらって、
チョンチョンと触った後、
赤ちゃんは退場。
手術室の外で、夫に会っていたようです。
後から聞いたのですが、ドラマとかみたいに、
産声が聞こえているものかと思っていたのですが、
全然聞こえず、突然生まれましたよーと赤ちゃんを持ってこられたそうです(笑)
やっぱり、立ち会ってもらえなかったことは、残念でした。
あの時の涙を見て欲しかったし、手を握っていて欲しかったなと思いました。
仕方ないですね。
術後、本当にすごいスピードでお腹を閉じてもらい、
部屋に戻った時に時計を見ると、
30分足らず!
足にむくみ防止のポンプのようなものを取り付けられ
麻酔で意識が朦朧としている中、
夫が部屋に入ってきました。
その後、
赤ちゃんも来て、少し家族3人で過ごすことができました。
父に電話をしてもらうと、
「よかったよ、嬉しいよ、心配してたよ」と涙声。
ほとんど見たことのない父の涙は母が亡くなった時が最後だったので、
わたしも感極まり涙。
今日という日をきっと忘れない。
って思っていたのに前半のことはすでに忘れつつあります・・・(笑)
そして夫が帰った後、気絶するように眠ります。
この日はひたすら眠くて麻酔で朦朧としていてほぼ何も覚えていません(笑)
でも、朦朧としながら夫に送ったLINEに痛いと書いてあったので、
痛かったみたいです(笑)
意識朦朧としながら、
父のPCRの検査の段取りなどをやりとりしていたようです。
そんなわけで、ひとまず赤ちゃん無事に誕生いたしました!
主治医の先生はじめ、助産師さん、
そして家族には感謝の気持ちでいっぱいです。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
また、余力のある時に入院の続きの様子を書けたら書くつもりです。
これから高齢で帝王切開される方などのお役に立てればと思うので
ぼちぼちと読んでいただけたら嬉しいです!
やっと!ついに!赤ちゃんに会えました!![]()





