共有させて頂きます。
666ブリュッセルのEU本部前で欧州農家の抗議活動激化<newsNueq-4509-F>2024/03/09 11:48より転載します。
 
貼り付け開始、

 The Guardian
 Farmers clash with riot police in Brussels as EU agriculture leaders meet
 ~ Belgian capital blocked by 900 tractors amid protests
throughout bloc demanding policy changes
 EU農業指導者らの会合中、ブリュッセルで農民らが機動隊と衝突
 ~ ベルギーの首都、政策変更を要求するブロック全体の抗議活動で
900台のトラクターが封鎖

 -----------------------------------------------------------------------
 https://www.theguardian.com/environment/2024/feb/26/farmers-protests-brussels-eu-agriculture-leaders-riot-police
 Mon 26 Feb 2024 15.26 GMT


 < 抄訳 >

 農業規制を目的としたEUの農相らのブリュッセルでの会合に対して
 農家らは、警察官に液肥を噴霧したり、タイヤの山に火を放ったりして警察と激しく衝突。

CNN - News18
Belgium Farmers Protest
Farmers Protesting In Brussels, Madrid, Press Ministers To Act
ベルギーの農民が抗議活動
ブリュッセル、マドリードで農民らが抗議、大臣らに行動を促す

https://youtu.be/AYdFqoepUAc
6'01"
2024/02/26
7,172 回視聴

 マドリードやポーランド、ドイツでも農民らが抗議行動を起こし、
 ベルギーの首都中心部では少なくとも900台のトラクターが道路を渋滞させ、
 機動隊が放水する中、抗議参加者は瓶や卵、爆竹を投げた。

Farmers blocked the streets of central Brussels
by bringing at least 900 tractors into the city. Photograph
農民たちは900台以上のトラクターでブリュッセル中心部の道路を封鎖した。
農民らが抗議行動
https://i.guim.co.uk/img/media/dce3d7b3985e0d060ce5fb93e0c865f9294464bd/0_267_8023_4814/master/8023.jpg

 スペイン、ポルトガル、イタリアの農家もベルギーの農家に加わり、
 高コスト圧力、農産物の低価格化、安いEU域外輸入品、厳格なEU環境規則に対する
 行動を要求する数ヶ月にわたるヨーロッパ全土の運動によるデモンストレーションを継続。

A farmer spraying manure at riot police in Brussels on Monday
機動隊に肥料を散布する農民( ブリュッセル )
農民らが抗議行動2
https://i.guim.co.uk/img/media/b35fb5e6f41862078230bddf0fe3b67897e6977e/0_135_2020_1212/master/2020.jpg


 土曜日にフランスのエマニュエル・マクロン大統領が
 パリ農業博覧会で激怒した農民たちからヤジを受ける事態につながった
 一連の抗議活動は、極右ポピュリスト政党に大きな利益をもたらす可能性が高い
 6月の欧州選挙を前に指導者らを動揺させている。

 閣僚らは、農場検査の削減や小規模農場のグリーンルールの一部免除による
 欧州連合の共通農業政策の簡素化など、
 農家への圧力を緩和するための欧州委員会の提案について議論するために会合していた。

 ドイツのジェム・オズデミル農業大臣は、
 EUの「 怪物官僚 」のせいで、
 平均的な農家は「 時間の4分の1を机に向かって費やしている 」と述べた。

 EUはすでに、農家をなだめるために
 主力のグリーンディール計画のいくつかの部分を後退させ、
 2040年の気候変動ロードマップから農業排出量への言及を廃止し、
 農薬使用を削減する法律を撤回した。
 これによって、農家が廃業に追い込まれる規制は緩和された。

 また、ウクライナからの無関税輸入を阻止するためのセーフガードも導入した。

Spanish farmers protested in Madrid on Monday
マドリードでのスペイン農民の抗議活動
農民らが抗議行動 3
https://i.guim.co.uk/img/media/e7fa7cdbf0cec99a5ab044294c41a22078088155/0_200_6000_3600/master/6000.jpg

 月曜日にはマドリードでも農民らが抗議活動を行い、
 EUに対し官僚主義を打ち破り、CAPの一部を撤回するよう要求。

 ※ CAP:Common Agricultural Policy 共通農業政策 )

 「 CAPは私たちの生活を台無しにしている。
官僚主義にはうんざりだ! 」



根本的問題は、

 1)排出窒素量削減( 半減? )= 地球温暖化防止と云う嘘八百!
… これで、農家の半分以上が廃業に追い込まれる。
畜産業も半分以上が廃業にならざるを得ない。
で、コオロギやFAKE肉を喰えと。

 2)農薬禁止 = 全面的有機農業への移行 = 高コスト化
※ < newsNueq-1574:合成肥料不要の植物向け善玉菌、
ゲイツ支援のバイオ企業発売へ > 2018/10/06
モンサントのオーナーとなったキル・ゲイツの遺伝子操作された人工バクテリア。
キル・ゲイツの「 mRNAゾンビ液 」に見るように
こんなヤバい「 モンサント・バクテリア 」が撒かれたらバクテリア
地球環境・地球生命体は取り返しがつかないことになる。

 3)ウクライナ産格安農産物の洪水 = 農産物の低価格化

であるが、ニッポンの糞massゴミドモは、
3番目の件しか報じていない = 問題の本質を【 隠蔽 】している。
3番目はある意味、ど~~~でもいい。

一番の問題は(1)である。

そして、(2)の農薬問題、欧州各国は日本に比べると遥かに少ない。

主要国の単位面積あたりの農薬使用量推移
https://matsu-farm.com/wp/wp-content/uploads/2016/01/8131e21576283749d668884708ba78a1.png
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主要国の単位面積あたりの農薬使用量( 2018 )
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農薬不使用での収穫率(%:日本 )
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※ 農薬不使用で農薬使用より収穫率を高める方法はいろいろある。
一般農家は考えもしないことだ。

各種農産物の農薬使用回数( 日本 )
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0582/2146/1687/files/noyaku_blog_h003.jpg
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日本、オランダ、イタリーが高いのは、狭い耕作面積国土で、
過密栽培する為。と云う言い訳もあるが、とにかく日本は使い過ぎ!



 長周新聞 … いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関 …
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 欧州で広がる農家の大規模デモ 「 誰が国民の胃袋支えているか 」
 ~ ドイツ、フランス、オランダ …【 農業悪玉論 】に怒り爆発

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 https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/28997
 2024年2月3日

 < 抜粋 >

 ドイツでは1月8日から約1週間にわたり
 全国の農民約3万人が約1万台のトラクターで
 各地の幹線道路や高速道路を封鎖し、
 首都ベルリンに押し寄せ、首都機能もまひする大規模な抗議行動をおこなった。

 きっかけとなったのは、農家向けの補助金削減への反発だったが、
 背景には「 地球温暖化の原因は農業にある 」として、
 「 脱炭素 」政策のターゲットとして農業を悪者扱いする政府への鬱積した怒りがある。

 農民の大規模な抗議行動は、
 同じように「 脱炭素 」政策の犠牲が押しつけられている
 手工業者や運送会社、トラック運転手、各種自営業者など広範な国民の支持を集めた。

 農民の大規模なトラクターデモはドイツだけではなく
 オランダやフランス、ポーランドなどEU各国であいついでとりくまれている。
 今ヨーロッパの農業や農家が直面している問題について見てみた。

ドイツ政府の農業政策に抗議してベルリンで集会を開く数万人の農家( 2023.12.18 )
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2024/02/berurin.jpg
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  「 かたつむり運行 」で道路を封鎖するフランス農民たち( ロワレ、2024.01.24)
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2024/02/0354325117b520644f62b8d2084c8b53.jpg
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市街地に抗議の羊の群れを追い込む畜産農家( 仏南西部ドラギニャン、2024.01.26 )
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 ■ 農業が地球温暖化の主因か?

 ドイツでは、昨年12月中旬から、
 政府に対する農民の抗議のシンボルとして、
 あちこちの市町村の道標にゴム長靴をぶら下げる行動がめだってきていた。
 「 私たち農民が長靴を脱いで仕事をやめると、食料が足りなくなるぞ 」
 という警告だった。

標識にぶら下げられた長靴( ドイツ )
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2024/02/474fd9ab6495b4eccf5bcbf74c5f770d-522x600.jpg
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 ショルツ政府は昨年12月13日、農業補助金を突然、
 「 二酸化炭素削減に逆行する補助金 」とし、
 2024年から廃止する方針を発表した。
 補助金廃止によって農家全体の税負担は9億ユーロ( 1440億円 )増えることになった。

 これに対し、ドイツ農民連盟は昨年12月18日からベルリンで抗議デモを実施し、
 約1700台の大型トラクターがベルリンの主要道路を封鎖した。


 農家に対して補助金削減を強行する他方でショルツ政府は、
 化学メーカーや製鉄所の生産プロセスで使われる化石燃料を
 水素に切り替えるための補助金や、
 外国の半導体メーカー工場を誘致するための補助金は温存してきた。
 そのしわ寄せが農家にふりかかった。
 これに農民の怒りは爆発した。

 農民たちは
 「 ベルリンの政治家や官僚たちは、現実世界から切り離された“ バブル ”のなかで、
畑で汗水垂らして働いたことのないコンサルタントやアドバイザーの
意見だけを聞いて政策を決めている 」
 として、各地で政府に対す強い不満が噴き出した。

 農民たちの抗議デモに恐れをなしたショルツ政府は1月4日に
 優遇措置の撤廃を2026年までに3段階にわけて行うとの譲歩案を示した。
 
 だが、ドイツ農民連盟は優遇措置廃止の撤回を求め、
 当初の予定通り1月8日から約1週間にわたる全国的な抗議行動に突入した。


 今回の農民デモのきっかけとなったのは、
 70年以上続いてきた農業補助金の廃止に怒りが爆発したものだが、
 農民の怒りの根はさらに深く、
 ヨーロッパ全土に広がるEUの「 グリーンディール 」政策にもとづく
 農業破壊の強行に向けられている。

 EUは2019年に「 温室効果ガスの削減 」と「 経済成長 」の両立を掲げ、
 EUの新たな成長戦略に据えた。
 それから5年が経過するが、この政策によって「 成長 」したのは
 一部の再エネ関連産業のみという現実が赤裸々になっている。
 他方で農業をはじめ広範な国内産業が犠牲になっており
 反発は国民的な規模に広がっている。

 ※ 何度でも云うが、地球温暖化は
・ 太陽バイオリズム
・ 地球地殻変動期突入
に依るものだ。
コカ・コーラの栓を抜いて温ッめれば、炭酸は抜ける。
ビールもだ!
海洋には大気の50倍の二酸化炭素が存在する。
地殻変動期突入で、鍋底から茹でられてんだッ!
炭酸、ヌけるに、決まってんだろッ!!!
ド阿呆ドモが!

企業の会議で「 脱炭素ウンウン 」ヌかすド阿呆がいたら
社長だろうが誰だろうが、胸倉掴んで吊るし上げろッ!
僕は昔やったぜ♪
本社の偉ッそうなクソ部長の胸倉掴んで、片手で壁に吊し上げてやった♪
以降、その糞部長は現れなくなった♪


 ドイツでは2023年にハーベック経済気候保護大臣が、
 建物からの二酸化炭素の排出量を減らすために
 「 2024年1月1日以降、
エネルギー源の65%が再生可能エネルギーではない暖房器具の新設を禁止する 」
 という法律を制定しようとしたが、
 市民の激しい反発で法律の内容を大幅に緩和し、
 暖房の脱炭素化を4年間延期せざるをえなかった。

 ※ ドイツが羨ましい。。。。。。
にほん人をヤメたニッポン人白痴奴隷ゾンビドモは
大本営の云うなりだ。。。。。。
ドイツでは、4年後、撤回に追い込まれるだろう。


 ドイツの農業政策は、酪農はメタンなど温室効果ガスを排出するので縮小し、
 農薬や化学肥料を使わない有機農業の面積を強制的に広げるとしている。
 牛や羊のげっぷに含まれるメタンガスは温室効果ガスのひとつとして
 悪者扱いされている。

 連立政府に参加している緑の党は、
 温室効果ガス削減を掲げて肉を食べることを嫌い、
 自動車に乗ることも飛行機に乗ることも悪とし、
 自転車に乗ることを推奨している。
 一部の過激な菜食主義者は牧畜を「 動物虐待だ 」と非難し、
 肉の消費を敵視し、食肉店の襲撃もおこなわれるという。
 こうした方向が「 人造肉 」や「 食用コオロギ 」に行き着いている。

 ※ そう、全ては、メルケルと緑の党が元凶( がんきょう:と わざわざ読みを振る )だ。
緑の党を設立したヨゼフ・ボイスは草葉の陰で泣いてることだろう。

nueq lab
アーティスト・インフレーション
-------------------------------------
https://nueq.exblog.jp/18974603/
2012年 09月 12日


 ■ 脱炭素掲げ農家を淘汰 食料価格高騰の最中

 2022年6月にはオランダで農民の大規模なデモがおこなわれた。

トラクターデモをおこなうオランダの農家( 2024.01.31、ブラバント州 )
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2024/02/51b0e76bf5ceda91a21d9de996474401.jpg
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2024/02/51b0e76bf5ceda91a21d9de996474401.jpg

 オランダ政府が2030年までに窒素排出量を
 50%削減するとの目標をうち出したからだ。

 財務省の試算では、目標達成のためには、
 4万 ~ 5万軒ある農家のうち1万1200軒を廃業に、
 1万7600軒は規模を3分の1から2分の1に縮小することになる。

 ※ ギリギリの限界値にある農家が1/2 ~ 1/3にされては廃業せざるを得ない。
しかもクソ姦僚の見積もりだから、実態はもっとヒドいことになる。

 政府は廃業する農家には補償を出したが、
 そのかわりに二度と農業に復帰しないと約束させた。
 また、それでも立ち退かない農家の土地は政府が強制的に没収した。

 オランダは他の国々に比べて酪農・畜産が盛んだ。
 九州と同じぐらいの面積だが、世界で米国に次ぐ2番目の農産物輸出国だ。
 人口1740万人に対し、1200万頭の豚、400万頭の牛、1億羽の鶏がいる。
 それらが糞尿やゲップを出して窒素やアンモニアの排出量を増やすと
 EUからやり玉にあげられた。

 オランダの伝統的な基幹産業である牧畜や酪農を破壊する政策に対して農民が立ち上がった。


 ドイツでは、やり玉にあがっているのは酪農・畜産だけではない。
 緑の党の農業大臣は、
 「 休耕地を増やし、土地を自然な状態に戻そう 」
 と呼びかけている。
 緑の党は「 農業は自然を荒らす 」という理屈をつけて農業をやり玉にあげ、
 先人が何百年もかけて開墾した肥沃な農地の少なくとも一割を
 ただの原っぱや湿原地にもどすことを掲げている。

 だが、こうした「 温室効果ガス削減 」を掲げて
 酪農や畜産、伝統的な農業をやり玉にあげる動きは、
 とくに中小規模の農家を追い詰め、ここ数年廃業に至るケースも増えている。
 他方で、中小規模の農家が手放した農地を大規模農家が買いとっており、
 農業の寡占化が進んでいる。

 ※ < newsNueq-860 :“荘園”化する日本の農業 > 2018/02/03
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江戸時代、国民の8割が農家
2017年、農業従事者1.4%、
GDPに占める農業の割合 = 1%( 2014 )


 ■ 食料ビジネス再編狙う 多国籍食料メジャー

 EUは2019年末にグリーン・ディールの大方針として
 「 サスティナブルを欧州の成長戦略とする 」と発表した。
 そこでは農業や食を重点産業として位置づけ、
 「 リジェネラティブ・アグリ( 環境再生型農業 )」と称して
 2030年までに欧州の農地の4分の1をオーガニックに転換するとの目標を掲げている。
 そこで進んでいるのは、民間企業や投資家による大規模な投資だ。

 米国では、2019年に約70の投資プロジェクトが
 475億ドル( 約7兆円 )以上の運用をしている。
 アウトドアブランドのパタゴニアなどが有名だ。
 そして今後30年間に、リジェネラティブ・アグリに
 約7000億ドル( 約100兆円 )を投資すれば、
 10兆ドル( 約1500兆円 )が得られると試算している。

 EUのグリーン・ディール政策では、
 農薬や化学肥料が人間や土壌に害を与えることを強調し、
 使用規制を強め、有機農業を推奨している。
 中小の農家にとっては、農薬や化学肥料の害はわかっているものの、
 それにかわるものはなく、有機農法だけでは収穫は半減し、
 食料安定供給も保障できない。

 EUは農薬や化学肥料の使用規制を強めると同時に、
 新ゲノム技術を
 「 食料システムの持続可能性と回復力を高めるための革新的なツール 」
 として推奨している。
 そして
 「 気候変動に強く、病害虫に強く、肥料や農薬の使用量が少なくて済み、
収量を確保できる改良品種の開発を可能にし、
化学農薬の使用量とリスクを半減させる 」
 としている。

 ※ < newsNueq-1574:合成肥料不要の植物向け善玉菌、
ゲイツ支援のバイオ企業発売へ > 2018/10/06
< newsNueq-3172:ビルゲイツ + モンサント + ブラックウォーター > 2021/04/01


 また、EUは昨年、食肉に関して牛の幹細胞を増殖させ、
 それを材料に牛を殺さずに本物の肉を
 3Dプリンターでつくるという技術が開発されたと発表した。
 中小の農家を酪農・畜産から追い払い、
 巨大企業が技術開発によって酪農・畜産分野を支配しようというものだ。

 ※ < newsNueq-710 :ビル・ゲーツが人工肉に参入 > 2017/12/14

 「 温室効果ガス削減 」の名のもとに農業をやり玉にあげて
 中小の農家を廃業に追いやる一方で、
 進められているのは、農業分野を巨大企業が新ゲノム技術などで独占的に支配する方向だ。

 1月15日からスイスで開かれたダボス会議では、
 「 農業が温暖化の原因 」とされ、
 バイエル社CEOのビル・アンダーソンは
 「 コメの生産はメタンの最大の発生源の一つであり、
温室効果ガスの排出という点ではCO2の何倍も有害 」
 と発言した。
 バイエル社はドイツの企業だが2016 ~ 18年にかけて
 遺伝子組み換え種子の世界最大手である米モンサント社を買収しており、
 世界の食の支配を狙う勢力として注目されている。

 ※ モンサントに対する国際的非難が高まる中でキル・ゲイツは、
同社のオーナーとなって、コンピューターの2進法プログラムと
DNAの2進法プログラムを融合させた後、
モンサントへの非難・裁判が最高潮に達した段階で、
ドイツのバイエルに引き取らせている。
< newsNueq-1513:「 モンサント 」の名を消すバイエルの思惑 > 2018/09/15


 日本では2018年に種子法が廃止され、
 コメや麦、大豆など重要作物の種子を国の責任で安定的に供給する制度をなくし、
 民間企業が種子をもうけの道具にすることに道をあけた。
 バイエル社CEOの発言は、そこに目をつけ
 日本のコメをターゲットにし、バイエル社が開発した
 F1種子を買わなければならないようにしようという企みも見える。

 ※ < newsNueq-1504:日本消滅プログラム
= TPP・種子法廃止・種苗法改訂 > 2018/09/12
< newsNueq-018 :モンサント法可決 > 2017/04/07
( 主要農作物種子法廃止法案:モンサント保護法 )
< newsNueq-1505:セブンイレブン・吉野家は既に住友遺伝子組換米! > 2018/09/12
< newsNueq-1506:日本の野菜の種はモンサント製! > 2018/09/13
< newsNueq-1507:お米の種は県が3年かけて作る
← 種子法廃止で予算STOP! > 2018/09/13
< newsNueq-1512:米の種は保存できない > 2018/09/15


 環境破壊どころか、農家があり、農業があるから治山治水が維持され、
 人々の住環境と動物の棲み分けや
 その狭間で起きるさまざまな問題が解決されてきたことは言を俟たない。
 そのような自然の摂理に従った人類の伝統的な営みを破壊し、
 市場経済での競争力を高めると称して大規模化したり、
 農薬や化学肥料などを多用して収量を上げる
 生産性一辺倒の「 効率化 」を進めてきたことにこそ問題があり、
 農業による環境破壊を問題にするのなら、
 過剰な市場競争を排し、
 より人にも環境にも優しい農業への転換を促すものでなければならないはずである。

 田に水を張ることも否定し、既存の農畜産業のあり方を根本から否定する先に、
 彼ら投資家らが意図しているものは、
 遺伝子組み換えやゲノムなどバイオやIT技術などを駆使し、
 デジタル農業、人工肉や人工卵、昆虫食などを新しいビジネスモデル
 ( 日本でも「 フードテック 」として政府が推奨 )を構築し、
 既存の農業を淘汰して一部の多国籍企業が
 世界の農地、食料、アグリビジネスを独占・コントロールするというものに他ならない。
 これらはビル・ゲイツをはじめとする投資家が現実に主張していることでもある。

 ドイツなどヨーロッパでまきおこっている農民の大規模な行動は、
 「 地球温暖化防止 」などを掲げたEUや各国政府の
 巨大な産業構造転換政策とのたたかいであり、広く国民の支持を得ている。
 また全世界的に農業や農民が直面している共通課題に対する戦いでもある。

連続的に大規模抗議集会を開いているベルリンでの農家の表情( 2024.01.15 )
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2024/02/631d158971679ea890a1937aa8e8fc5b.jpg
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2024/02/631d158971679ea890a1937aa8e8fc5b.jpg

ブランデンブルグ門前での抗議行動( 2024.01.15 )
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2024/02/3c3f9945b7b1042af3eec9121f0dc8a2.jpg
https://www.chosyu-journal.jp/wp-content/uploads/2024/02/3c3f9945b7b1042af3eec9121f0dc8a2.jpg



長周新聞のこの記事は非常に良くまとまっている。
半分くらいに圧縮したので、じっくり読みたい方は是非HPにアクセスを!

 長周新聞 … いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関 …
 --------------------------------------------------------------------
 https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/28997

その通り!
あらゆる 権力・権威 を否定せよ!
 
 
    アナーキーーーー!!!
------------------------------
https://youtu.be/aZHyPsbP_lI

Wake Up!!!


※ 真のアナーキストは、

ゴータマ・シッダールタ
ヨシュア・インマヌエル
チェ・ゲバラ

である。
あと、アルセーヌ・リュパンかな?

< newsNueq-4446-F:始原の音楽 > 2023/12/16


  < newsNueq-3609:超~民主主義国家ソマリランド外相
「 中国の指図は不要:
===========================================
我々は生まれながらに自由であり、
自由のままであり続ける 」 > 2022/02/15
===========================================
  ジェームズ・C・スコット 『 ゾミア - 脱国家の世界史 』 みすず書房:2013/10/4
  ジェームズ・C・スコット 『 反穀物の人類史 - 国家誕生のディープヒストリー 』
みすず書房:2019/12/21
  ジェームズ・C・スコット 『 実践 日々のアナキズム
( 原題 )Two Cheers for Anarchism
- 世界に抗う土着の秩序の作り方 』
岩波書店:2017/9/29
  < newsNueq-2505:日々実践! アナーキズム! > 2020/02/16



関連情報

  < newsNueq-4477-F:ブチ切れたドイツ農民トラクターで道路封鎖デモ
「 窒素排出問題 」国民はデモ歓迎 > 2024/01/24

  < newsNueq-3582:全長70kmの抗議 @カナダ
:日本はどうする? ★ 令和に改元「令」を! > 2022/02/01
  < newsNueq-3591:カナダ首都、反コロナデモで制御不能:非常事態宣言
★ ザマーーー見ろ! FUCK! > 2022/02/07
  < newsNueq-3602:カナダ・フリーダムコンボイ14日目に突入!
:アメリカ自動車生産に支障 > 2022/02/11


  < newsNueq-2635:大リストラ地獄の後は世界的食料危機の波
:武漢コロナ・プロジェクト > 2020/04/18
  < newsNueq-4178:世界の食糧の70%を牛耳る会社
← の、弱点を突く戦略 > 2023/03/31


  < newsNueq-4495-F:ダボス会議の主題は「 フェイクニュース 」と「 エコサイド 」
:WHOテドロス「 パンデミック条約 」のフェイクに罰則を! > 2024/02/11
※「 エコサイド 」とは、環境をジェノサイドするとかヌかす農業・畜産・漁業のこと。


  1973年封切り:チャールトン・ヘストン主演の
 『 ソイレント・グリーン 』は2022年が舞台!

ソイレント・グリーン:オープニング・タイトルバック
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https://youtu.be/jaUp6scPjBY

2'58"
2013/11/26


  < newsNueq-4477-F:WHOのIHR( 国際保健規則 )改定の具体的内容と、
WHO CA+ > 2024/01/30
  < newsNueq-4429-F:WHOのパンデミック条約と
IHR( 国際保健規則 )の知られざるトリック > 2023/11/28
  < newsNueq-3534 :世界各国の国権・人権を剥奪する
WHO「 コロナ新条約 」 > 2021/12/12


  < newsNueq-4301*C:「 真実管理 」省 > 2023/07/21

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by トランプ > 2023/07/18


 

nueq
貼り付け終わり、nueq さん解説。