フルムーン / ラーセン=フェイトン・バンド

 

 

1972年に衝撃的名作アルバム1枚を残して消えた、“ニール・ラーセン”と“バージー・フェイトン”を中心とした伝説のグループ “フル・ムーン” の10年振りのアルバム

 

 

“フルムーン”は、“ラーセン=フェイトン・バンド”結成前に“ニール・ラーセン”と“バージー・フェイトン”が在籍していたグループです。

 

“フルムーン”は1972年にダグラス・レーベルからアルバム「Full Moon」(Douglas KZ-31904)を1枚残して解散してしまいます。

(このアルバムは商業的には不発に終わったものの、“早すぎたクロスオーバー・サウンド”として高く評価されている名盤です)

そして、そのちょうど10年後(1982年)にフルムーンの名を冠して発表されたのが当アルバムである。

 

 

 

アルバムは、バジーのヴォーカル曲とニールのインストゥルメンタル曲が交互に登場する構成になっています。

ロック、ジャズ、ソウルといった音楽をクロスオーバー、聴いていて心地良いフュージョンAORアルバムになっています。

 

 

メンバーは“ラーセン=フェイトン・バンド”と基本的に同じメンバーで

バズ・フェイトン(g.vo)、ニール・ラーセン(keys)、レニー・カストロ(perc)、アート・ロドリゲス(ds)、ジム・ヘイスリップ(b)、そして“ドゥービー・ブラザーズ”の一員になっていた ウイリー・ウィークス(b)

 

ゲストで “デイヴィッド・サンボーン”、 “ラリー・ジョン・マクニリー”、 “チャック・フィンドレイ”、 “ヴァーノン・ポーター” 等が参加しています。

 

プロデュースは “トミー・リピューマ

 

 

アルバムのオープニングを飾る「Phantom Of The Footlight」は、クロスオーバーな演奏をバックに、バジーがブルー・アイド・ソウルなボーカルを聞かせてくれる心地よいナンバー。

個人的に好きな曲です。 ラブラブ!

 

Phantom Of The Footlights

 

 

あと個人的に好きなのがA面2曲目「The Visitor」。  クロスオーバーで独特な疾走感のあるインスト・ナンバーで、これがまた良いです。

アルトサックス・ソロは “デイヴィッド・サンボーン

 

The Visitor

 

 

 

収録曲

 

Side 1

1. PHANTOM OF THE FOOTLIGHTS

2. THE VISITOR

3. TWILIGHT MOON

4. SIERRA

 

Side 2

1. BROWN EYES

2. HEROE'S WELCOME

3. STANDING IN LINE

4. LITTLE COWBOYS

 

 

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