Promは米式学校の高校最後の一大イベントのひとつ
恋人同士でなければならないという法則はないが、少なくとも特別な誰かと行きたいものだ
最後だからという事でシャイな親友を押して、押して、押しまくって
やっとの思いで毎日Skypeでお互い会話してる様な彼女の思い人にPromposalをさせた
返事は無論Yesだ
彼とも友達だから、あいつが彼女にNoなんて言う分けないと解っていた
「知ってた」彼が私ならばそう言っていただろう
だけど親友は思っていた程喜んではくれなかった
彼女の家に泊まりに行って夜彼の話にならない事は無かった
初心な彼と彼女の妄想たっぷりなおとぎ話も飽きる程聞かされた
彼がSkypeで
を使う度に私に会話履歴を自慢げに見せてきた
だけど彼のYesの言葉を聞いた後も彼女は浮かない顔しか見せてはくれなかった
むしろ私の方が喜んでいたくらいであった
…納得がいかない。
私も彼が好きだった
いや、好きだと言った方が正確なのであろう
親友だから趣味が似てしまったのだろうか
私も彼が好きだ
でも
恋する彼女が可愛かったから
友情を犠牲にしてまで彼を手に入れたいとは思わなかったから
私の気持ちよりも遥かに純粋な彼女の気持ちを踏みにじる様な事はしたくなかったから
諦めよう
彼とは友達のままでいよう
そう思って
諦めた
はずだった
私は隙をみて彼に接し続けた
彼女が行かないと言った
Christmas Dance Party に私は彼を誘った
彼女が本命を渡さないと言った
バレンタインにはこっそり特別な「友チョコ」を私は彼に渡した
最後までは気持ちを伝えていないという屁理屈をもとに私は良い友達を装った
私の方が彼からのYesを喜んだだろうと断言できる
もし私の気持ちを知らない彼女の様な立場であれば
一日中気持ち悪い程にニヤニヤし続けていただろう
だけど彼女はPromposalの際に起きた些細な勘違いを気にし
喜んではくれなかった
私は彼女のPromposalの為に彼を呼び出す役だった
大きく色紙に書かれた
PROM?
の文字を持ち並ぶ廊下で待つ親友のもとに導く
ただそれだけの役だった
だけど彼は初め私からのPromposalであると
勘違いしてしまったらしく
私でなく彼女からのものである事をわざわざ確認した
それが彼女の不安の種となったのであろう
事後彼女と彼を飛び跳ねながら祝福する私に向かって彼女は
「(私)からでも(彼)は Yes って言ったのかな?」
と聞いた
実際試してやろうかとも思ってしまった
もしYesって言ったら私が代わりにPromに行ってやろうという考えが頭をよぎった
「何で喜ばないんだよ」
私は内心キレていた
「喜べよ」
「喜ばないと諦めらんないだろうがよ」
密かに私を好いていてくれた人に誘われ
これで決心が鈍る事はないだろうとそれを承諾し自分の気持ちに終止符を打ったつもりが
肝心の彼女が喜ばないのならば意味がない
何の為に自分がこんな事したのかが解らなくなってしまった
友情なんてどうでもいいから彼を奪い取ってやりたい、そう思ってしまう
でもできない
できるわけがない
でもこのまま終わるのは納得いかないから
ささやかな私なりの復讐として
絶対にPromの時に一度だけ彼と踊らせてもらうんだ

恋人同士でなければならないという法則はないが、少なくとも特別な誰かと行きたいものだ
最後だからという事でシャイな親友を押して、押して、押しまくって
やっとの思いで毎日Skypeでお互い会話してる様な彼女の思い人にPromposalをさせた
返事は無論Yesだ
彼とも友達だから、あいつが彼女にNoなんて言う分けないと解っていた
「知ってた」彼が私ならばそう言っていただろう
だけど親友は思っていた程喜んではくれなかった
彼女の家に泊まりに行って夜彼の話にならない事は無かった
初心な彼と彼女の妄想たっぷりなおとぎ話も飽きる程聞かされた
彼がSkypeで
を使う度に私に会話履歴を自慢げに見せてきただけど彼のYesの言葉を聞いた後も彼女は浮かない顔しか見せてはくれなかった
むしろ私の方が喜んでいたくらいであった
…納得がいかない。

私も彼が好きだった
いや、好きだと言った方が正確なのであろう
親友だから趣味が似てしまったのだろうか
私も彼が好きだ
でも
恋する彼女が可愛かったから
友情を犠牲にしてまで彼を手に入れたいとは思わなかったから
私の気持ちよりも遥かに純粋な彼女の気持ちを踏みにじる様な事はしたくなかったから
諦めよう
彼とは友達のままでいよう
そう思って
諦めた
はずだった
私は隙をみて彼に接し続けた
彼女が行かないと言った
Christmas Dance Party に私は彼を誘った
彼女が本命を渡さないと言った
バレンタインにはこっそり特別な「友チョコ」を私は彼に渡した
最後までは気持ちを伝えていないという屁理屈をもとに私は良い友達を装った
私の方が彼からのYesを喜んだだろうと断言できる
もし私の気持ちを知らない彼女の様な立場であれば
一日中気持ち悪い程にニヤニヤし続けていただろう
だけど彼女はPromposalの際に起きた些細な勘違いを気にし
喜んではくれなかった
私は彼女のPromposalの為に彼を呼び出す役だった
大きく色紙に書かれた
PROM?
の文字を持ち並ぶ廊下で待つ親友のもとに導く
ただそれだけの役だった
だけど彼は初め私からのPromposalであると
勘違いしてしまったらしく
私でなく彼女からのものである事をわざわざ確認した
それが彼女の不安の種となったのであろう
事後彼女と彼を飛び跳ねながら祝福する私に向かって彼女は
「(私)からでも(彼)は Yes って言ったのかな?」
と聞いた
実際試してやろうかとも思ってしまった
もしYesって言ったら私が代わりにPromに行ってやろうという考えが頭をよぎった
「何で喜ばないんだよ」
私は内心キレていた
「喜べよ」
「喜ばないと諦めらんないだろうがよ」
密かに私を好いていてくれた人に誘われ
これで決心が鈍る事はないだろうとそれを承諾し自分の気持ちに終止符を打ったつもりが
肝心の彼女が喜ばないのならば意味がない
何の為に自分がこんな事したのかが解らなくなってしまった
友情なんてどうでもいいから彼を奪い取ってやりたい、そう思ってしまう
でもできない
できるわけがない
でもこのまま終わるのは納得いかないから
ささやかな私なりの復讐として
絶対にPromの時に一度だけ彼と踊らせてもらうんだ
