妻を車で送ってくれた◎ｸﾝ…
挨拶から真面目さが伝わる
「それは迷惑掛けたね…あれ？妻は？」
「車の中で…熟睡されてます💦」
◎ｸﾝは案内する様に車へ向かう。
その背中を追う私。
◎ｸﾝがガチャッと助手席のドアを開けると
妻は背凭れを倒して寝ていた💤
寝てるというより酔い潰れてた
「お〜い、起きろぉ～家に着いたぞぉ〜」
「はぁ～ん？(寝惚けてる)…💤(寝息)」
肩を揺すっても寝惚けて起きない妻…
「どんだけ呑んだんだよ…ごめんね、迷惑掛けて…」
「いいえ、迷惑だなんて…
いつもと違う課長を見れましたし…」
「いつもと違うって、どんな風に違ったの？」
「いつもは禁欲で堅物な感じですけど
今夜は甘え上手な大人の女性って感じでした」
「あ～ね〜…妻は酔うと甘え上戸だし…
何かされなかった？」
「何か…と言われますと？」
「昔は誰彼構わずキスしてたからね…」
少し間をおいて
「…そうですね」
「もしかして…(キス)サレた？」
「はい…すみません
」
」素直に白状する◎ｸﾝ
「謝らなくて良いよ…◎ｸﾝが悪い訳じゃないから…
結婚前なんか、満席の居酒屋で相席してくれた
見ず知らずの大学生の４人と仲良くなって
酔いが回ったら皆んなとキスしたんだよ…」
妻の過去を暴露して、◎ｸﾝの好奇心を煽ってみた
「ホントですか？
」
」「酒の席だから彼女なりに気を遣ったんだろうけど
傍から見たら酒乱だよね(笑)」
「怒ったり暴れる酒乱より全然良いですよ(笑)」
「そりゃあ、そうだけど…キスだけじゃないんだよ」
「キスだけじゃないと言いますと？」
「ハグしたり、膝に抱っこされたり…」
「無礼講ですね…」
「もしかして…今でもヤッてるの？」
「先輩から聞いた話だと、
去年の宴会解禁から課長が無礼講やるって
日頃の愚痴を聞かされるから覚悟しとけって…」
「愚痴聞かされる代わりに無礼講なんだね…」
詳しく知りたくて誘ってみた
「まぁ、立ち話も何だし…
送ってくれた御礼にコーヒーでも飲んでかない？」
「いえいえ、遅いですし…ココで失礼します」
帰ろうとする◎ｸﾝを引き留めようと
話題を変えてみた
「でも、よく酔い潰れた妻を車に載せれたね…
１人で運んだの？」
↑１人で運ぶ＝２人キリだったのか確かめる
「いえ、駐車場までは先輩達と５人で交代で…」
↑２人キリじゃなかった…ちょっと残念
「おんぶして？」
「おんぶしたり、お姫様抱っこしたり…」
「重くなかった？
店から駐車場までどのくらいあるの？」
「50ｍ位でしょうか…10m位ずつ交代で…」
「それならウチの部屋までと同じ位の距離だね」
「…そうですかね…」
「ちょっと、やってみせて…」
◎ｸﾝを部屋に上げる口実
「では…失礼します…」
妻の背中と膝裏に腕を通すと軽々と抱え上げた
「課長の鞄とドアをお願いします…」
「うん…」
妻の鞄を持ち、ドアを閉める私…
↑荷物持ちの小間使いになった感じ
玄関の扉を開け…誘導
「お邪魔しま～す」
↑妻を抱っこしたまま器用に靴を脱ぐ◎ｸﾝ
◎ｸﾝに抱っこされた妻の靴を私が脱がしていると
何気に妻の下半身が視界に…
◎ｸﾝの腕がスカートの中で抱っこしていたので、
スカートの裾が垂れ下がり、中が◎見え
↑もしかして店から駐車場までコノ格好で？
店員さんや通行人に視られたかと思うと興奮
とりあえず、リビングの隣の和室へ案内
↑妻が酔い潰れて帰って来た時の用心に
いつも布団を敷いている
「とりあえず、布団に寝かせて…」
「はい…」
◎ｸﾝは妻をゆっくり下ろし、布団に寝かせた…
スカートの裾から◎ｸﾝの腕が抜け出た時、
裾が捲れて🍞２◯見え
「す…すみません…
」
」慌てて裾を直す◎ｸﾝ
「あらら…変なﾓﾉが視えたね(笑)」
「す、すみません…」
」「良いって(笑)不可抗力だし…(笑)」
ナイスなハプニングに鎌を掛けた
「ソレより、意識の無い女性を見て
悪戯したいとか思わなかった？」
「いえ、ソレは…」
自白しやすい様に誘導…
「私だったら触るけどな(笑)」
「どう？触ってみたくない？」
「そんな…恐縮です…」
まだ自制心があるらしい
「まぁ、御礼にコーヒーでも飲んで行ってよ」
と隣のリビングへ案内する…
「隣のリビングのソファに座って寛いでて…」
◎ｸﾝはヤラカシタ気分からか？断る気力も失せ、
言われた通り隣のリビングのソファに座る…
ソレを廊下から見届けた私は台所へ行き
コーヒーの準備を…
「ブラックで良いかな？」
「…」
台所から声を掛けてみたけど返事が無い…
「聞こえなかったのかな？」
ともう一度聞こうと思った矢先…
( ﾟдﾟ)ﾊｯ!
リビングのテレビ、
DVDを一時停止したままだった