ボヘミアン・ラプソディで胸アツになり、その熱さ冷やしたくなくて、基本、しばらくは軽めもの観ようと、これは山岳ドキュメンタリーだし、それほどズシンとは来ないはず、なんて浅はかに思って観たんだけど、これは本当にズシンと、そしてグサリと胸に刺さってしまった
”克明に記録された困難な登山の過程や、険しくも美しく壮大な山の風景に言葉を失う。”
とあるけれど、本当にこれ、言葉を失って、ただただ見入ってしまう。
MERUは、エベレストとは比較にならないほど、人を寄せ付けない厳しい山で、登攀路は雪面も岩肌もほぼ垂直
とあるけれど、本当にこれ、言葉を失って、ただただ見入ってしまう。
MERUは、エベレストとは比較にならないほど、人を寄せ付けない厳しい山で、登攀路は雪面も岩肌もほぼ垂直
横になるのすらムリムリ
こんなこと普通の人間は1秒だって耐えられない…。
もぉクレイジー、イカレてるとしか言いようがない。
頂上直下の垂直の岩肌も脆く、ちょっと足場を打ち込もうとするだけで、岩全体が揺れる。
下手をすると5トンもの岩の塊が剥がれ落ちるのだとか…
どれだけ人を拒絶している山だろう…
そこに挑む3人、そして家族も凄い。
一人は自分の師の夢だった登頂に臨み、一人は大規模な雪崩の中、本当に奇跡的に生還、
一人は、いわゆる一匹狼のように、シュラフで寝泊まりしながら単独でフリーハンドで岩峰を登る孤高のクライマー…。
どれだけ人を拒絶している山だろう…
そこに挑む3人、そして家族も凄い。
一人は自分の師の夢だった登頂に臨み、一人は大規模な雪崩の中、本当に奇跡的に生還、
一人は、いわゆる一匹狼のように、シュラフで寝泊まりしながら単独でフリーハンドで岩峰を登る孤高のクライマー…。
皆さまには是非観て頂きたいので、ネタバレできないのだけど、三人それぞれに本当に大きな試練が降りかかるのだけれど、それを跳ね返し、自分の求めるものに向かっていく姿には本当に心揺さぶられる。
そして、冷たくも美しい山の姿に、ただただ圧倒される。
私自身は、若い頃、一人で3,000m級の山を登り歩いていた、元祖山ガールみたいなとこもある(今はすっかり、滅多に運動もしないほどダメダメになってしまったけど…)ので、この映画観たのだけれど、単なる登山映画ではなく、真摯に自分たちの人生を生きていこうとする人たちの人間ドキュメンタリーとして、登山にあまり興味が無い人にもお薦めです
3人は、もお、いい意味でイかれてる
もぉ、ただただ尊敬と憧憬で見るしかないほどに…。
“ナショナルジオグラフィックなどの写真を手掛けてきた山岳写真家で登山家ジミー・チンが、ヒマラヤ・メルー中央峰ダイレクトルート登頂の様子に迫るドキュメンタリー。
ジミー、コンラッド・アンカー、レナン・オズタークが、難関を極める山を目指す姿にカメラが密着する。
克明に記録された困難な登山の過程や、険しくも美しく壮大な山の風景に言葉を失う。
そんな彼らに、シャークスフィンと称される難攻不落の壁が待ち受けていた。トップクライマーたちは、命懸けでシャークスフィン完登を目指す。”シネマトゥデイより
エンディングで流れるANDRA DAYの”The Light That Never fails”が、これまた素晴らしい
ちょっとリアーナ入っているんだけれど、リアーナよりも、更に繊細な感じできき惚れてしまう
なんて素敵な声、そしてなんて素晴らしい歌詞
こちらも是非ぜひお聴きあれ