米Billboardが不正に販売数を削除 Billboard HOT 100は崩壊している!
BTS(防弾少年団)のJiminが3月24日にソロデビューを果たしアルバム「FACE」を発売。
先行曲「Set Me Free Pt.2」がBillboard HOT 100初登場30位を記録。
リード曲「Like Crazy」は、初登場1位という快挙を成し遂げました。
この記録は、韓国人ソリストとして史上初です。
Digital Song Salesチャートでも1位。
アルバムチャートでも1位という成績で、Billboardのチャートを独占している状態です。
しかし、好調に思えたランキングに突如異変が起こりました。
Billboard HOT 100は、CD売り上げ、デジタルダウンロード、ストリーミング、エアプレイ(米国でのラジオ放送回数)のデータを合算し順位を決定しています。
1週目で1位となった「Like Crazy」の2週目のランキング事前予想ではTOP10圏内でした。
★2週目予想順位
しかし、実際に発表された順位は45位(4月11日発表)。
大きく順位を落としました。
デジタルセールス、アルバムセールスでは、ランキング上位を位置し、最も売れているアルバムであるにもかかわらず、HOT100だけは、ランキングを落としている。
Billboardは同日4月11日に「Like Crazy」は最も売れている楽曲であると発表している。
なぜ、このような不可思議なことが起こったのか。
米音楽産業ニュースメディアのHits Daily Doubleによると、「Like Crazy」は120,000セールスであると記事に書いている。
一方で、米経済紙Forbesによると、Billboardのデータを管理するLiminateは14,800未満のセールスであったと報告した。
驚くことに、100,000ものセールスが消えたのです。
Billboardが不正に売り上げを削除していたという、驚くべき事実です。
本来であれば、売り上げが正当にカウントされていれば、間違いなくTOP10以内でした。
Billboardは幾度となくポリシー変更を行ってきました。
2022年1月に行ったポリシー変更は下記のとおりです。
デジタル購入は
「1顧客ごとに1週間に1回のみカウントされる」
BTSはBillboard HOT 100で何度も1位を獲得しています。
ポリシー変更により、今後BTSがランキング上位に入ることは厳しいと言われてきました。
なぜなら、デジタルダウンロード数ではなく、ラジオポイントを重要視するようポリシー変更をしたからです。
米国のラジオ局から流れる曲は、外国語の曲は流れない。
グラミーにノミネートされたBTSが、受賞するだろうと期待されていたのに、賞をとれなかった。
ジャスティンビーバーは、BTSは受賞するべきだとの発言をした際に、しかし「アメリカでは、韓国語の曲がラジオから流れることはないんだ」と言っていたのが印象的でした。
また、ラジオポイントは、ファンからのリクエストなくとも、勝手にラジオ局が曲を再生してくれる、裏の手が存在します。
レコード会社がラジオ局に何千ドルものお金を送り、曲を流してもらうというもの。
ラジオポイントの差を見てください。
★上位者のラジオポイントに注目
愕然とします。
何週もランキング上位を維持するには、資金が必要です。
事前予想のランキングを見ると、大きくランキングから外れているのはJiminのLike Crazyだけです。
★左:ランキング予想 右:4月11日発表のランキング
もし、ポリシー変更をしたのであれば、事前にアナウンスする必要があります。
しかし、アナウンスがないということは、ポリシー変更をしていないということです。
なぜ、JiminのLike Crazyだけが標的になったのでしょうか。
ここには人種差別であるとの声が多く上がっています。
また、このことを利用し、アンチ集団が「嘘」の情報を拡散し始めました。
不正に楽曲が購入されたというデマを流しています。
実際に購入した米国のファンは、正規の方法と資金による購入であり、不正で購入したのではありません。
領収書がしっかり存在していて、提出の準備を進めているそうです。
ラジオ局が資金を受け取り、楽曲をラジオで再生しまくり、ラジオポイントを加算されていることは許され、正規にファンが楽曲を購入している販売実績は削除をする。
この不透明で、信じがたいランキングからの排除に対して、多くのファンがBillboardに抗議をし、説明を求めています。
また、多くのライターがこのことを大きく記事にしています。
しかし、Billboardは何の声明も出していません。
声明を出さないのであれば、やはり何の理由もなく、不正に販売実績を削除したというのが答えでしょう。
HOT 100のランキング上位にさせたくない理由はなんでしょうか。
このようなことは、アーティストへの不当な扱いであり、楽曲を侮辱しています。
ここで忘れてはならないのは、Jiminは、売り上げの90%を削除されながらも、なお、45位に入る実力を持っているということです。これがどれほど凄いことか。
既に崩壊していると言われているBillboardは、さらに自ら崩壊を加速した。
多くのアーティストが海外進出を夢見てきました。
BTS、そしてJiminも同じなのです。
Album FACE
自分達の曲が、メッセージが、海外の人達に届き共感してくれている。だから、彼らは、このような厳しい音楽業界で、必死に曲を届けてきました。
ハリウッドでBTSの人気が高まっている理由はなんでしょうか。
純粋に音楽を愛し、ファンに届けたいと思っている、数少ないアーティストだからです。
どうしたらファンが喜んでくれるか、彼らの話題の中には常にファン「Army」が存在し、苦しい時も一緒に歩んできました。
ただ、目の前にいるファンのためだけに、BTSは歌っています。
Armyは、BTSが曲を発売したら、ソロデビューしたら、全力で応援します。
応援の結果が、今回の楽曲の販売実績です。
この実績を無きものに、存在していないものにBillboardはしてしまったのです。
Billboardは、今回の事態をどのように対応するつもりでしょうか。
これから注目していきたいと思います。
そして、このようなことがありながらも、おそらくJiminは、今回の出来事に対して、一番にArmyの事を心配しているでしょう。
そんな彼の声が聞こえてきそうです。
Like Crazy by Jimin
Set Me Free Pt.2 by Jimin
今回の件について、詳しく説明してくださっている方のツイートを載せておきます。
どうかご覧ください。