月曜日は、婦人科定期検診の日、でした。
1月29日に卵巣がん摘出術から丸六年が経ち、七年目の初検診、前回の検診から半年が過ぎています。

今日は(も)出がけから躓いてしまいました。
予約の時間は12時。
目が覚めたのは8時。
普通に考えれば、余裕で間に合う時間です。
ところが、目が覚めたものの、まぶたは重く、体は更に重くて、どうにも自由にならないんです。
二度寝もせずもんもんとして、一時は今日はもう行くのをやめようか、とまで考えてしまいました。

もしも今日の予約をキャンセルしたら?

回らないアタマを必死に働かせ、シミュレーションをしようとしても、考えがとっちらかって纏まりません。
結果、キャンセルを諦めて、動けるようになってから支度を始め、家を出たのは予約の時間を過ぎてから……ダメじゃんガーン

病院についてからは、まず採血。
それからまだ朝から何も食べてなかったので、院内のベーカリーカフェでランチ限定のカレーを……と思っていたのですが、食欲がなかったのでランチはやめて、婦人科待ち合いへ。

受付番号(今日は1739でした😅)を呼ばれて診察室にはいると、座るより早く主治医が検査結果に赤丸をつけて、
「ちょっと数字が上がってるねー」
って、検査結果の用紙を見せてくれてますガーン
「でもこっち(CA125)は上がってないんだよ」
そう、上がったのはCA19-9だけ。しかもギリギリ基準値内。

以前の記事にも書いたのですが、私の腫瘍は、とんでもなくマーカー値が上がるタイプで、がん発覚時には5桁4桁までいってました。なので、もしも再発しているならマーカーが上がらないはずがないのです。

主治医「いつも通りなら次は7月にCT、8月に診察、となるわけだけど、どうする?」
私「腫瘍マーカーって、腫瘍以外の理由でも上がるんですよね?」
主治医「そうなんだけど、ちょっと心配ではあるよね。よければいつもより早めに、たとえば5月頃にCTしようと思うんだけどどうかな」
私「ん~~~~」

治療が終わって初めてのCTを、ってなったときに、超ビンボーで治療費を姉家族から借りてしていた私は、主治医に一回スキップしていいですか?とお願いしたことがあります。
基本、ビンボー生活をしているので、なかなか定期的な検査を、じゃあ、と二つ返事で出来たためしがありません。
それがわかっているので、主治医も私の意思を確認する呈を取ってくれるのです。

以前にもCA19-9の数字が上がったことがありますが、それは一過性のものですぐに以前の数字に戻ってました。
ですが、今回は、半年前にも少し数字が上がり、そのまま今回は更に上がっていた、ということで。

確かに心配ではあるので、
私「じゃあそれでお願いします」

5月にCTと診察の予定をいれて、診察は終了。
私「診察の合間にささっと食べてください」
と用意してあったバレンタインのチョコを先生に渡して退室しました。

数字が上がったマーカーは、消化器系に反応が強いCA19-9。
実は二年前、大腸の内視鏡検査したときに、ポリープがみっつ、見つかったことがあります。
どれも良性のものでした。
その時に、一年に一度は検査を、と言われたのに、お金がないからと言って昨年の検査はスキップしました。
まさか?  という言葉が浮かんでは消え浮かんでは消え………

んーーー、もやもやを抱えたまま3か月かぁ。
ながいなあ……………(←自業自得)



【おまけ】

診察中に、先生が妙に深刻なかおをして、実は……と言ってきました。
ここは大学病院。医者の異動や退職はよく聞く話なので、ついつい身構えてしまいます

まさか、恐れていたことが!?
病院を辞めてどこかに行っちゃうの!?

「四月から、診療担当が水曜日になるんですが」

あ。
良かった、やめるという話じゃなかった!
「全然大丈夫です!」
ついつい前のめりに応えてしまいます😅

実は、主治医の診療日は前にも曜日変更になったことがあります。
その時はまだ二か月毎の診察だったにもかかわらずしらされてなくて(当たり前)、別の先生の診察を受け、次の予約で先生の診察日に戻して貰ったことがあるのです。

私は先生に全幅の信頼をおいてるんです。
もちろん、先生についていきますとも!

ということで、次回からは婦人科受診は水曜日に変更になります。