治療のために最初に入院した時に同室になった方に、「貧血がひどくて」入院しておられた方がいました。
10年ほど前に乳がんの治療歴があったために女性病棟におられたそうですが、後に、骨髄異形成症候群と判明し、血液内科の病棟に移っていかれました。
がんの前段階と認識してましたが、立派にがんだったんですね。
寛解まで持ち込める治療法がまだ確立されていないとのことで、二週間に一度の輸血をされておりました。でも輸血は回数が制限されているから二年位しか延命が望めず、さりとて骨髄移植をしても、50%以下の成功率しか望めず、という八方塞がりで。
残念ながら、知り合って一年も経たないうちに、鬼籍に移られてしまいました。

あれから五年。
少しは治療法の研究が進んでいるのでしょうか。

この骨髄異形成症候群、放射線治療や抗がん剤治療の副次性がんでもあるようで、患者の中には高確率で治療歴のある方がいるのだと、以前調べたときに知りました。

酷い貧血と酷い疲れやすさと。
そんな症状があるときは、一度精密検査を受けられるといいかもしれません。


話が大分それました。
稀少がんに特化したサポート団体の一覧は下記ページよりご覧ください。


https://twitter.com/gsclubjp/status/1180015192886906880?s=09