英語力の向上を目指してワーホリするなら、ぜひローカルレストランで働いてみたい、と思う人もたくさんいるのではないでしょうか。

 

ローカルレストランでは、従業員の大半はネイティブスピーカー、もしくは英語が堪能なので、もしも採用された暁には、従業員同士で起こりうる会話もそれなりに想定し、前もって準備をして仕事に臨む必要があります。

 

 

お客さんとの会話も大切ですが、従業員同士のやりとりにも気を使わないと、思わぬアクシデントを生むことにもつながります。ただし、仕事関連の会話であれば、話す内容はある程度決まっているので、頻出の単語や表現は前もって頭に叩き込んでおくことで、混乱を回避できます。

 

頻出の単語

  • Get : 「 get + 人 + 物」の形で、誰かに何かを渡すときに使う
  • Serve : 飲み物や食べ物を提供するときに使う
  • Pass : 何かを取ってもらうときに使う
  • Use : 何かを使うときに使う
  • Put : 何かを置くときに使う
  • Wipe : 何かを拭くときに使う

 

                    

 

レストランのウェイトスタッフの業務

  1. オーダー
  2. 配膳
  3. テーブルの片付けとセット
  4. 掃除

 

従業員間では、オーダーを取る前や飲み物や食べ物を持って行くとき、テーブルの片付けとセット、そして掃除に関するやりとりの際になにがしかの会話をすることがあります。ほとんどの場合は、上述した動詞とある名詞を組み合わせれば意思疎通で支障をきたさずに済みます。

 

 

 

会話内容の例

 

                                                                                                                    

  • Can I get them the menu?
    お客さんにメニューを渡していい?
  • Can I serve it now?
    今持って行っていい?
  • Could you pass the glass?
    そのグラス取ってくれない?
  • Can I use this towel?
    このタオル使っていい?
  • Can I put it here?
    これここに置いていい?
  • Can I wipe them?
    これとか拭いていい?
  • Can I clear the table?
    テーブル片付けていい?
  • Can I set the table?
    テーブルセットしていい?
  • Can I arrange the table for them?
    お客さんをテーブルに通していい?
  • Can I wipe the floor?
    床をほうきで掃いてもいい?
  • Can I mop the floor?
    床をモップがけしてもいい?

                                                                                                                    

 
 
飲み物や食べ物は、状況によって他のものと一緒に提供した方が良いことも多々あるので、疑問に思ったら Can I serve it now? と尋ねる方が賢明かもしれません。またタオルもレストランによってはお皿用やグラス用、テーブル用など分かれているので、使う際には一言かけるようにしましょう。
 
テーブルの片付けやセットは手が空いていればしなければならないことなので、基本的には聞く必要はないかもしれません。むしろ clear the table や set the table 、 wipe や mop は Clear the table.You have to set the table.Could you wipe the floor?Could you mop the floor? など、他の従業員がこちらに尋ねる際に使う可能性が高いので、表現を覚えておくことでしっかりと対応できるようになります。
 
 
 
会話内容の例は起こりうる会話の一例でしかありません。しかし何かを渡したいときには get 、提供するときには serve 、取ってもらうときには pass 、使うときには use 、置くときには put 、拭くときには wipe 、と表現を決めて置くだけでも特にこちらの意思を伝達する際にはとても役立ちます。
 
          
 

レストランで働く際に一番大切なことは与えられた仕事をしっかりこなすことです。レストランにもよりますが、日本のレストランと比べると物の配置やテーブル番号が頻繁に変更になったりするので、柔軟に対応ことが求められます。

 

英語が堪能とは言えない間は、忙しくなってからベテランの従業員に何かを尋ねようとすると単にパニクるだけなので、時間に余裕がある時にこれらの表現を使ってその日の状況を色々と確認しておきましょう。

 

生ビール まとめ ステーキ

 

渡す → get

提供する → serve

取ってもらう → pass

使う → use

置く → put

拭く → wipe