久坂文こと楫取美和子さんの書簡

もー、びっくりです。


噂では聞いていましたが、2015年の大河ドラマの主人公が、吉田松陰の妹、久坂文こと楫取美和子さんに決定しました。


われわれ「楫取素彦顕彰会」では、お馴染みの名前ですが、「だれだ、そりゃ？」というのが世間の圧倒的で、早くも不安視されているようです。

うーん。微妙な気持ちです。

私でも、「えー」ですから。



　『楫取素彦の生涯』のなかで、書簡から美和子さんの「史実」に迫りました。

楫取と再婚して「美和」と改名したというのは俗説で、少なくとも明治八年にはすでに「美和」と名乗っています。


その時期から関東の楫取家にはしばしば訪問し、病気がちの姉の代わりに「女幹事」として取り仕切っていたようですよ。



　美和子さんから杉民治あて書簡も数通撮影していますが、まだ読んでいないんですよねー。

女文字は読みにくくて放置していましたが、いい機会ですから、読んでみようと思っています。