すみません、、
考えてはいけないことだけど、今まで当たり前にあるものを失ったり、死を目の前にすると、考えてはいけないことを考えてしまいます。
母親として情けないけど、、
メルカゾールを増やして、きっと体調も落ち着いてくると思っていたのですが、特に生活する上では問題ないけど、やっぱり動悸は治らずにいました。
きっと造影剤CTも撮れないんだろうなぁ、、
きっと声も失うことになって、喉には穴があいて、
抗がん剤で髪の毛もなくなって、、
働くこともできなくなるかも、、
とダメな方向にばかり考えてしまいました。
そんな状態になってまで生きていたい?
ずっとそんな考えがグルグルしていました。
躁鬱を繰り返していたように思います。
そんな身体になるなら、辛い治療をするなら全て諦めて生きれるだけ、楽しく生きた方がいいかもしれない。
甲状腺がんは進行の遅いガンだし、あと10年くらいは生きれるかもしれない。
そうしたら子供たちもある程度大きくなるし母親としての責任は果たせるのではないか、もうそこまで頑張ったら諦めてもいいよね、、
自分の人生のことだけ考えてもいいよね、、
この先の人生を思いっきり楽しめないなら、早く死んでしまった方がいいかもしれない。
生まれてきたこと自体、自分の人生にも悲観してしまうほどでした。
どんどん死に引き寄せられていくようでした。
そう思った方が楽だったのかもしれません。
これから自分に降りかかるであろう不幸を受け止めるには、生きることを諦めた方が楽だった。
なんかもう辛過ぎてよく分からなくなっていて、この気持ちもそのまま旦那さんに伝えてしまいました。
健康な身体を失ったり、辛い治療をするのは嫌だから、声を失うくらいならガンを残して欲しいと先生にお願いするつもりだと。
「その意思は尊重するけど、死ぬことが分かってて生きていくのもしんどいんちゃう?」
子供がいるくせに生きることを諦めかけている私を責めたりせずに、私のことを思って答えてくれているようでした。
正直どう接したらいいかも分からなかった、と後から言っていました。
心配かけたらいけないと自分の気持ちを我慢していたはずなのに、急に訳分からんこと言って迷惑かける、心配かける、、、
もうこのまま消えてしまえたらいいのにな、、
生きていくのも死ぬのも地獄。
結果が出るまでの2週間はとても辛かったです。
安静にしてなきゃいけないけど、子供の習い事には出かけなきゃいけなくて、他のママさん達に会うことがあり、普通に元気に生きている人たちに会うと眩し過ぎて、話をするのも辛くなっていきました。
自分が卑屈になっていくのもしんどかったです。。