ミイラ・タイムズ ~ミイラに恋して?!世界旅~ -7ページ目

ミイラ・タイムズ ~ミイラに恋して?!世界旅~

世界各地の死生観を知るために世界遺産をはじめとしたお墓や
ミイラを訪ねた旅の記録とエッセイ。

 

 

ゾンビが出てくるテレビドラマを見ていてふと思った。

 

ゾンビとミイラの違いは何だろう?

 

 

 『ウォーキングデッッド』のゾンビ

 

ミイラも映画などでよく襲ってくるけど、

 

死体が動いて襲ってくる時点でゾンビなのではないか?

 

両者を分ける明確な定義は何だろう。

 

そこで

 

ゾンビが大好きな国民性(?)のアメリカ人に聞いてみた。

 

彼は、ゾンビは人を食べるけどミイラは人を食べないのではないか、という。

 

だが、これは間違いだと思う。

 

例えば、『ハムナプトラ』(原作名・The Mummy)で襲ってくるミイラは

 

 

 

生きている人間を食べるというか吸い込み、

 

どんどん朽ち果てた身体を修復していき、生きている肉体に近づけていく。

 

一方、ゾンビは

 

人を食べても肉体は修復されない。

 

だが、かみつかれた相手もゾンビ化する場合が多い。

 

他の大きな違いは何だろうという話になった。

 

アメリカ人の彼曰く、

 

包帯のあるなしの違いではないかという。

 

だがこれは、すべてのミイラに当てはまるわけではない。

 

もちろん古代エジプトのミイラは包帯というか布でぐるぐる巻きにされていたが、

 

他の地域でそういったミイラは少ない。

 

ペルーの一部地域のミイラは座った体勢で埋葬するため、

 

身体の固定のためか縄でグルグル縛ってあったり、

 

袋に入れられていたりするが、

 

他の地域では装飾品などはあるものの、

 

包帯ぐるぐる巻きスタイルはエジプト特有なのだ。

 

二人とも考え込んだ。

 

一体、ゾンビとミイラの定義を分けるものは何だろう・・・。

 

やっと思いついた。

 

フレッシュかどうかだ。

 

ゾンビは最近死んだ新鮮な肉体。

 

ミイラは何百年、何千年と経ってる古い肉体。

 

基本はこれかな。

 

では、そもそもゾンビはなぜフレッシュな状態の遺体なのか。

 

それは、基本的に欧米は土葬ということもあるが、

 

エンバーミングと言う防腐処置をしているからだ。

 

これは南北戦争の時に亡くなった兵士の遺体を

 

実家まで運ぶために開発されたという説があり、

 

以降、一般に広がったという。

 

エンバーミングされた最も有名な人物は

 

レーニンだ。

 

ただ、防腐処置をされた保存遺体はミイラと言える。

 

じゃあ、レーニンの遺体がもし動いて人を襲い始めたら、

 

それはミイラなのか、ゾンビなのか?

 

新たな疑問がわいた。

 

レーニンが死んだのは結構最近だから。

 

となるとゾンビの絶対条件は、

 

フレッシュかつ襲った人もゾンビ化させると言う能力になるかな。

 

誰かレーニンのミイラが襲ってくるゾンビ映画作ってくれてらいいのに!

 

アイデアあるから脚本書きます(笑)