私は過去に様々な占いの本を読んでいたことがあった。

その中でも特に興味を引いたのがタロット占いと四柱推命だ。

 

タロットも四柱推命も不可解な出来事が立て続けに起きたことで触るのを辞めてしまったが、今でも時々思い出してはネットで検索することがある。

 

四柱推命では私は丁巳の日に生まれている。

巳の帝旺と呼ばれている干支だ。

 

女では強すぎる帝旺運の持ち主である。

出る杭は打たれるというやつか。

 

この丁巳について少し調べてみたところ、異常干支であることが分かった。

実は私の命式には丁巳が2つ入っている。

年柱と日柱に入っている。

(これで年齢はバレたようなものだが、この際気にしないでおこう)

 

日柱に入っている方が影響力が強いのだが、私の場合は年柱にも入っていることでさらに影響力が強くなる。

幼少期からの人生を考えると普通とは違うとよく人に言われてきて蔑まれては敬遠されてきたのも頷ける。

 

子供の頃から人とは違う、変わり者、あの人と関わるとロクなことがない・・・家族からも同級生からも言われ続けたことで私は自分が変人だと思い込んでは悩んでいた。

 

大人になってもしばらくは周囲との違いに悩むことが多かった。

だが、今では違う。

むしろこの異常干支のおかげで今の自分がある、人と違うからこそ理解できるものがあると思っている。

 

今のパート先でも変わり者という認識はされているが、他の人には出来ないことを軽々と出来るという面である程度の立場は保てているが、影でこそこそ言われるくらいの悪目立ちも自覚している。

 

言いたい奴には言わせておけ・・・という気持ちで働いているので噂話をされるくらいなら問題はない。

何が問題なのかというと、それを利用されて悪者にされることだ。

 

悪者にされればたまったものではない。

一歩間違えれば冤罪に繋がりかねない。

 

生まれ持っての強運で悪意を持つ人間を跳ねのけてこれたが、これもいつまで続くか分からない。

ある日急に急降下して闇に飲まれるかもしれない。

 

そう思うと平凡な人生を歩める人が羨ましいと思うことはある。

周囲と同じ平凡な生き方。

目立つこともなければ活躍の場もないかもしれない。

だけど、出る杭を打たれてきた人生を歩んできた私としては平凡に憧れることだってある。

何もないのが一番。

平和が一番。

争いは嫌いだ。

 

だけど、争いの方から私に向かってやってくる。

何度逃げたいと思ったことか。

普通が一番、本当にそう思う。

無い物ねだりであることは理解しているが。