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デジタル社会の行動経済学と人事

グローバルファームやベンチャー、シンクタンクで人事コンサル20年
デジタル社会における行動経済学や人事の使える情報を「まじめ」に発信中

12月3に行いました対面+オンラインセミナーの

報告サイトがアップされていました。

 

東京センター公開講座を開催。新時代に必要な人材育成とは

 

今日はそのご紹介です。

 

※どこかに私がいます爆  笑

 

開催場所は関西大学 東京センターのセミナールーム。

東京駅横のサピアタワー内にあります。

 

 

アドバイザーとして関わるSUCCESS-Osakaに関連し、

理事を務める一般社団法人Transcend-Learning

企画をしているため、司会を務めました。

 

 

司会とは、パネルディスカッションの司会です。

パネラーの皆さんと事前の打ち合わせもなく、

当日初めて会う方が半分で、

まさに出たとこ勝負な時間でしたびっくり

 

 

どうなるか不安でもありましたが、

皆さん、よく話してくださる方で助かりました。

 

  • 経産省の方、大阪万博の方、関西大学の教授、ベンチャーの社長

 

この訳の分からない組み合わせで、

お一人はオンライン参加。

それでも皆さん、よく歩調を合わせてくださり、

無茶ぶりにも回答してくださり、

個人的には楽しい時間となりました。

 

 

優秀人材の獲得は世界中で起きており、

日本は劣勢な状態にある。

  • 外国人にとっては住みたいけど、働きたくない国

そんな話も出てきました。

ただ実はコロナで一部リセット状態になっている。

今こそチャンスだと!

 

 

共創人材、変革人材を生み出すためには

古い人たちがバタバタしても仕方ない。

そうした人は「場」を作ることに注力するべき。

 

 

「場」が与えられれば、学生を始め多くの人は

何かを生み出している。

 

 

長期インターンシップは採用上も定着面でも有効。

目先のことだけでなく、「場」づくりを意識した取り組みがある。

そうした動きが様々な場所で増えれば日本の未来は明るい爆  笑

 

 

こんな話をしていました。

良かったらサイトを覗いてみてください。

 

最後に参考図書を一冊。

まさに今回のテーマに合致した内容です。

 

 

良かったら参考にしてください。

 

 

「人材育成の鉄則」シリーズ

6回目のタイトルは「目標のチカラ」

 

 

Webセミナー申込受付中

コロナ禍の日本社会における外国人留学生と日本人学生の育成事例からひも解く

 

 

上記は12月3日に関西大学の

東京センターにて行うセミナーです。

明後日です。もしよかったらご参加ください。

 

 

さてかなり期間が空いてしまいました。

コロナ禍でありながら企業活動は日々進み、

恵まれていることに忙しく過ごしています。

 

 

と、思ったらもう12月。

あと1ヶ月で今年も終わり。。。キョロキョロ

そして1月になるとまた新年の抱負を立てます。

 

 

私は目標を立てるのが好きです。

組織において、目標管理制度は分が悪いですが、

目標は大事だと思います。

 

 

 

そういうことで大先輩の話を今日も。

  • 「立ち幅跳びをしてください」

研修時によくやるのですが
受講者ひとりに皆の前でに出て来てもらい

思い切り跳べるところまで跳んでください

とお願いします。

 

 

跳び終わると
その距離を讃えながら!その地点に

ポストイットを置きます。その上で・・・

 

  • 「すみません、もう一回跳んでみてください」
  • 「えっ、またやるんですか?」「わかりました」

 

皆さんいい人ですね!やってくれます。

受講者が2度目をまさに跳ぼうとした瞬間

 

  • 「はい、そこで結構です」

 

と押し留めてから訊きます。

  • 「今、なにを考えてました?」
  • 「あのポストイットを越えようと思って、、、」
  • 「私、頼んでませんよね」
  • 「・・・‼」

 

面白いもので、過去に何度も試してますが
皆さん口を揃えて

  • 「1度目よりも遠くへ跳ぶつもりだ」

と言います。

1度目と2度目はポストイットがあるかないかの違いです。

目標のチカラって凄いですね!

 

 

最後に参考図書を一冊。

目標達成と言えば、、、私は永谷研一さん。

 

仕事と研修が一体化した 人の成長マネジメントの技術

 

 

こちらは「テレワーク時代」がタイトルに入っている意味で

今の時代に必要な目標達成のエッセンスが入っています。

良かったらご覧ください。

 

 

次回に続く。。。

 

UQモバイル

 

「人材育成の鉄則」シリーズ

5回目のタイトルは「採用は人軸よりも仕事軸で」

 

 

Webセミナー申込受付中

コロナ禍の日本社会における外国人留学生と日本人学生の育成事例からひも解く

 

 

12月3日に関西大学の東京センターにて

以下のセミナーを行います。

 

コロナ禍の日本社会における外国人留学生と日本人学生の育成事例からひも解く

〜共創時代に必要な人材の獲得と育成〜

 

サイトはこちら

 

 

企業で採用や育成を担っている方、必見です。

SDGsを意識した事業展開を考えている方にもおススメです。

 

 

なお、私は登壇をする訳ではなく、

パネルディスカッションの司会をやるだけです。

よろしければ会場に、もしくはZoomからご参加ください。

 

 

Success-Osakaという

大阪大学、大阪府立大学、大阪市立大学、関西大学

の4つの大学で作るコンソーシアムのアドバイザーを

している関係で参加することになりました。

 

 

 

さて本題に入ります。今日も大先輩の話です。

こんな話をしてくださいました。

 

  • 「いい人が採れないんです」

 

 

自分も経験しましたし、

各社を回っているとよく聞く採用担当者の嘆き。

 

 

先輩のチームである時一度に2人が退職してしまい

慌てて中途採用を行うことになりました。

 

 

なかなか適任者が現れず

採用担当者が泣きついてきました。

 

  • 「いい人が採れないんです」
  • 「辞めたAさんとBくんにはどんな仕事を任せていたの」
  • 「Aさんには1と2、Bくんには3と4をお願いしていました」

 

・・・そして1と2が出来る人と3と4が出来る人

求むとやっていたわけです。

 

  • 「んっ? ちょっと待って。うちが補いたいのは1, 2, 3, 4の仕事であってAさんとBくんの代用じゃないよね」

 

  • 「・・・?」

 

 

AさんとBくんが退職したから

同等の力を持っている人を(人軸)よりも

今現在埋めてもらいたいこと(仕事軸)で考えれば、

1と3が出来るCくんと2と4が任せられるDさん

でもいいわけですよね。

 

もちろんそんなきれいにまとまる訳ではありませんが、

今どきのキーワードのジョブ型にも通ずる話かなと。

 

 

最後に参考図書を一冊。

 

人事と採用のセオリー 成長企業に共通する組織運営の原理と原則

 

 

昨今人事の雑誌やネットで結構登場する曽和さん。

実は以前私がいたベンチャーの先輩でもあります。

今回採用ネタだったので、ご紹介します。

分かりやすく語ってくれます。良かったらどうぞ。

 

 

次回に続く。。。

 

 

 

UQモバイル

「人材育成の鉄則」シリーズ

4回目のタイトルは「誰の土下座なら許される?」

 

 

土下座で思い出すのは、

最近までやっていた半沢直樹でしょうか?

 

 

また大先輩が面白い話をしてくれました。

中間管理職が頭を悩ませるもののひとつに権限委譲があります。

よっぽど自分でやってしまう方が早いけれど

時間の制約あるしメンバー育成もしなくてはならない。

 

 

特にお客さまが絡む場合は、

どのタイミングでどの段階まで

その仕事をメンバーに任せれば良いのか。

 

 

誰が土下座すれば許されるの?

失敗(上手くいかなかった状態)を想定した際に、

誰が真剣に頭を下げれば許される、

またはもう一度チャンスをもらえるのか。

 

  1. メンバー本人
  2. 自分
  3. 自分の上司
  4. 役員
  5. 社長
  6. 許されない

 

まあ、権限委譲(=自分の時間捻出&メンバー育成)

であれば、「3」までは他者に相談せずに

メンバーにやらせてみるのも良いのでは。

あくまでもひとつの判断基準として。。。

 

 

どこまでの土下座が必要か、

その判断も難しいかもしれませんが

一つの指標として、持っておくのはどうですか?

 

 

最後に参考図書を一冊。

権限移譲に近い用語としてエンパワーメントを思い出し

ケンブランチャートさんの書籍を思い浮かべました。

 

社員の力で最高のチームをつくる――〈新版〉1分間エンパワーメント

 

良かったら参考にしてください。

 

 

次回に続く。。。

 

 

UQモバイル

「中小企業のDXと組織・人事」シリーズ。

これまでの記事はこちらです。

 

📎①はじめに

📎②よくある困りごと

📎③DX推進に求められる3つの要素

 

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MaaS最前線に見る、DX × ローカルのリーダーシップと多様性に富むメンバーの活かし方

 

現在募集しているWebセミナーの

対談相手の記事が以下の新聞に掲載されました。

是非セミナーに参加してくださいね!

10月19日(月)19時からです。

 

 

本日は久しぶりに「中小企業のDXと組織・人事」

前回、中小企業が対処すべき事項として以下の3つを挙げました。

  1. 意識
  2. 人材
  3. 組織風土

 

そのうち、一つ目の「意識」においては

トップの意識と、知っておくべき知識があると示しました。

 

 

そこで参考として

デジタルリテラシー度の指標を作ってみましたニコニコ

基礎編ほどほど編です。

皆さん、何点取れますか?試してみてください。

 

 

 

 

■パーソナルチェックリスト(基礎編)

  1. フェイスブック、ツイッター、インスタグラムいずれかのアカウントを持っている
  2. LINEを使っている
  3. 個人の電話はLINEやメッセンジャーを使用している
  4. ZoomやTeams、Skype等のオンライン通話を行っている
  5. グーグルマップ等を活用して目的地まで移動する
  6. ネットでショッピングを行う
  7. Uber Eatsや出前館を利用する
  8. ネットで旅行や食事の予約をよく行う
  9. メルカリやジモティー等のフリマアプリを使っている
  10. Kindleやhonto等、電子書籍で本を読んでいる
  11. ネット動画サービスの会員になっている
  12. YouTubeで情報収集している
  13. スマホで撮った写真をスマホ上で加工したことがある
  14. PayPayやLINE Pay等、キャッシュレス決済をよく行う 

 

こちらは全部「はい」と言ってほしいですね。

続いて、ほどほど編。

 

■パーソナルチェックリスト(ほどほど編)

  1. SlackやChatwork等のビジネスチャットを使っている
  2. NewsPicks等のWebメディアの有料購読者である
  3. アマゾンエコーやグーグルホーム等の音声入力機器を使ったことがある
  4. ARやVR機器を使ったことがある
  5. ポケトーク等の言語翻訳ツールを使ったことがある
  6. スマホ上でスケジュール管理・共有している
  7. オンラインセミナー等を受講している
  8. スマートウォッチを使って、健康管理をしている
  9. Airbnbで宿泊したことがある
  10. UberやLyft、Grab等の配車サービスを使ったことがある(少なくとも国内アプリ)
  11. 海外のデジタル動向をチェックしている(米国、中国他)
  12. 国内外のデジタル関連のイベントに参加したことがある
  13. クラウドファンディングを活用したことがある
  14. MaaS、CASE、OMO、D2Cといった言葉の意味が分かる
  15. AI、IoT、ブロックチェーン等の技術が自社の事業にどう影響するか考えている

 

コロナで使えないよというものもあります。

それ以前のことも思い出してください。

経営者の方には是非5点以上は行きたいですね。

皆さんはいかがですか?

 

 

トップ自身がデジタルに対して感度が低いと、

抵抗感を見せるか、放置するかになります。

トップ自らが興味関心を持ち

デジタルを取り組んでこそのDXだと思います。

 

 

特に中小企業の利点はスピード

それはトップが動くからこそのスピードです。

 

 

最後に参考図書を一冊。

 

アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る

 

少し前にパート2が出ています。

何が世界で起きているのか知ることはとても有意義爆  笑

是非参考にしてください。

 

 

次回に続く。。。

 

 

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「人材育成の鉄則」シリーズ

3回目のタイトルは「受け取ると受け容れる」

 

 

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MaaS最前線に見る、DX × ローカルのリーダーシップと多様性に富むメンバーの活かし方

 

 

現在募集しているWebセミナーの

対談相手の本の書評が本日の日経新聞に。

是非セミナーに参加してくださいね!

10月19日です。

 

 

さて本題へ。

 

「共感」と「同感」は違うという話。

聞かれたことありますか?

カウンセラーに求められるのは「共感」

 

 

 

ただ今日お伝えしたい

大先輩の話はそれ以前のこと。

 

 

「受け取る」「受け容れる」

先輩は意図的に使い分けています。

 

  • 受け取る:へぇ、そうなんだ(認知)
  • 受け容れる:おっしゃるとおり(同意)

 

相手の意見や主張を耳にする際に認知する第1ステップ

内容によって同意するしないの第2ステップ

2つに分けられるということです。

 

 

この2つを一緒くたにしていると、

受け容れられないものは受け取らない。

つまり自分が同意しかねることは

始めから封じ込めることになります。

 

 

相手が意見を言い終わる前に

「それ違うだろ」と遮ってしまうようなケースです。

 

 

これが常となると言ってもしょうがないという

相手の中で諦めの気持ちが芽生え、

そのうち周りから本音や素直なフィードバックを

受けることが減るでしょう。

  • へぇ、そうなんだ

と受け取ることは

そんなに難しいことではありません。

おっしゃるとおりかどうかは

内容を聞いてからでもいいですよねニコニコ

 

 

最初に共感の話をしたので、参考図書を一つ。

 

 

地味ではありますが、非常に奥の深いテーマです。

参考にしてください。

 

 

次回に続く。。。

 

 

「人材育成の鉄則」シリーズ

2回目のタイトルは「腑に落ちない」

 

 

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MaaS最前線に見る、DX × アナログのリーダーシップと多様性に富むメンバーの活かし方

 

 

皆さん、部下や後輩を指導していて

「腑に落ちません」と言われたことありますか?

 

 

そのときどんな風に感じましたか?

「いいから(イラっムカムカ)」

としませんでしたか?

そう感じる場面、1度や2度あるのではないでしょうか?

 

 

私の大先輩はこんなことを教えてくれました。

 

 

新入社員研修に参加している新人から

「腑に落ちない」と言われたそうです。

そして「イラっ」としたそうです。

では、腑に落ちるとはどういうことか?

 

 

腑に落ちるか否かはその人の想像力に掛かってくる。

つまり過去の知見をベースに

既に自分の内に存在する

類似の箱の中に収まれば納得できる

収まらなければ納得できないということ。

 

 

従って未知なるものは

「腑に落ちない」ことになる。

 

 

そこで先輩がお願いしたことは・・・

  • 現段階(20代前半の知見を基にした想像力)で
    完全に納得できないからといって拒絶するのではなく、
    一旦「そんなことを言う人がいた」と
    丸ごと身体の中に収めておいて欲しい

 

時間を経ることで(=知見が増えることで)

腑に落ちるかもしれないし、

そういう場面に遭遇しなければ

知らないうちに身体の外に出ているからと。

 

 

 

腑に落ちない自分の「位置」をしっかり捉えること。

その大切を教えてもらいました。

 

 

最後に参考図書を一冊。

以前何度か連携したことのある豊田圭一さんの書籍。

 

 

ニューノーマル時代の適者生存

 

すぐやる人の仕事の仕方を教える豊田さんらしい書籍です。

良かったらご覧ください。

 

 

次回に続く。。。

 

 

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本日は、10月19日(月)に行うWebセミナーのご案内です。

 

MaaS最前線に見る、

DX × アナログのリーダーシップと

多様性に富むメンバーの活かし方

 

 

詳細はこちら

 

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MaaS最前線に見る、DX × アナログのリーダーシップと多様性に富むメンバーの活かし方

 

 

MaaSはご存知ですか?

モビリティ・アズ・ア・サービスです。

 

 

自動車や自転車、バス、電車など、

様々な交通手段を個別の移動手段としてではなく

1つのサービスとして捉え、

シームレスにつなぐ新たな移動の概念です。

 

 

書店でもMaaS関連の書籍も多く出てきています。

その中でひときわ目立つ書籍『MaaS戦記』

 

 

ふざけた名称ですが、これが大真面目。

日本初の観光型MaaSの伊豆での取り組みを

ドキュメント風・小説風に実名入りで紹介。

正真正銘の実話なのでリアルさが半端ないです。

東急やJRなど大手が関与。

 

ちなみに伊豆の取り組みの規模は

世界的に見て相当大規模だそうです。

 

 

この著書の森田氏と私とで対談をします。

テーマは「DX時代における組織・人事」

 

 

多くの会社でDXの取り組みを進める中、

組織や人の関係で躓くケースが多々見られます。

そうした悩みに何らかヒントが得られればと思い、

企画しました。

 

 

書籍をこちら。

 

MaaS戦記 伊豆に未来の街を創る

 

 

是非ご参加ください!

 

 

UQモバイル

本日より新しいシリーズを開始します。

「人材育成の鉄則」

 

 

最近ブログの更新をできない状態が続いており

どうしたら続けられるだろうと思っていたところ

私の尊敬する大先輩がFB上で書いていた内容を

資料として頂いたので、それを基に文章を書いてみます。

 

 

なお、ご本人からは転用転載OKをもらっています!

F崎さん、ありがとうございます爆  笑

では早速。

 

 

 

 

最近はオンライン講師の仕事が多くなってきましたが

私もそれなりに講師の仕事をしてきました。

 

 

講師を初めて行う人はよく「緊張する」と言われます。

それに対し、先輩はこう言いました。

 

  • 緊張がなくなるとオシマイよ

 

先輩曰く・・・

 

  • 研修や講演で失敗した際の共通点は
    相手またはプログラムをなめてかかった時

 

 

心のどこかで

「いつもの相手だから、いつもやってるプログラムだから」

という甘え(なめてかかる気持ち)が出た瞬間、

その研修や講演の失敗確率は大きく上がってしまう。

 

 

常にある程度の緊張感を抱えながら登壇に臨むことが

小さな成功の第一歩ということです。

 

 

シリーズ最初の回なので、この大先輩が書いた本を紹介します。

 

絶妙な「叱り方」の技術 (アスカビジネス)

 

 

以前の職場の大先輩。当時はそれほど接点はありませんでした。

しかし前職時代に偶然出会い、

それ以降、仕事上で大変お世話になりました。

 

 

次回に続く。。。

 

 

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「中小企業のDXと組織・人事」シリーズ。

これまでの記事はこちらです。

 

📎①はじめに

📎②よくある困りごと

 

 

Webセミナー申込受付中

良好な社内統制につながる”日本式”ジョブ型人事制度のポイントとは

 

 

3週間くらい更新できませんでした。

忙しくなると継続するのは難しいですね。

毎日更新されている方、感服します。

 

 

 

本テーマは9月10日に行ったセミナーのために

書き始めたのですが、ふと思ったら終わってしまいました。

 

 

ということで逆になってしまいますが

セミナーで話したことを少しずつ更新したいと思います。

 

 

前回、困りごとを書きました。

では、どう対処したらよいでしょう。

困りごとに合わせて3つにまとめました。

 

  1. 意識
  2. 人材
  3. 組織風土

 

前回、3番目は「組織・権限・制度」とまとめました。

ただ中小企業でこれらを整備するのは現実的ではない。

また必要性もそこまで高くない。

なぜならトップ次第で変えることは可能なので。

 

 

それぞれ見ていきます。

 

1.意識

 

中小企業であるゆえのメリットは

大企業にはできないスピード

そこで大事なのは以下の2つ。

  • トップの意識
  • 知っておくべき知識

 

トップが「苦手だ」とか「まだまだうちには早い」とか

「あとは任せた」と放任する場合、うまくいきません。

スピード感を実現できません。

次回以降どんな知識や意識が必要かを具体的に述べます。

 

 

2.人材

 

トップがやる気を持ったとしても、実行する人がいないと厳しい。

そこで大事なのは以下の3つ。

 

  • 個の力の重要性
  • デジタルとビジネスをつなぐブリッジパーソン
  • デジタル適応度

 

個の力こそが大事になります。

AIの民主化が進み、ノーコード、GUIツールも進化。

やれることが増えています。

そんな中、まず一人の力が大きな変化をもたらします。

特に中小企業では。

 

 

誰がリードすべきか。これだけは言えます。

上司から好かれ、優秀だと言われるような

バランス感覚の高い人材は不向きです。

どんな人材が求められるかはまた別途お話しします。

 

 

3.組織風土

 

新たなモノを形にするには

多様な力の活用が必要です。

大事なこととして以下のようなことがあります。

 

  • 心理的安全性
  • ダイバーシティの受容
  • デザイン思考

 

ここ数年のキーワード「心理的安全性」。

ダイバーシティが活かされる環境につながります。

また思考としてのデザイン思考が有効です。

 

 

私が支援しているSUCCESS-Osakaの企画で

留学生と企業がタッグを組んで新規ビジネスを

生み出す支援をしています。

 

 

そこにはまさにダイバーシティがあり、

ビジネスモデルキャンバスを活用したデザイン思考

も取り入れて、検討を進めています。

 

 

今年はすべてオンラインで実施しているため

難しさがある一方、一人ひとりの何とかしようとする意識が

高くなっていると感じます。

今年も面白い企画が生まれることを期待しています。

 

 

この企画に興味のある企業の方は個別にご連絡ください。

大学のインターンシップとしての企画なので参加無料です。

※大学は阪大、府大、市大、関大の4大学です。

 

 

最後に参考図書を一冊。

キャンバスの私の師匠的存在の今津美樹さん

最近また本を出されました。

 

企業、チーム、個人を成功に導く「ビジネスモデル設計書」 ビジネスモデル・キャンバス徹底攻略ガイド

 

 

これまでの書籍を一冊にまとめたような

お得な書籍。本当に分かりやすいです。

 

 

本当は今年のプログラムに参画して頂く予定でしたが

コロナにより実現できませんでした。来年こそは!

 

 

次回に続く。。。

 

 

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