松「ダメだ」

智「どうして?男同士だから?」

松「そうじゃねぇ。俺はそんなに頭硬くねぇ。櫻井君がいい奴な事も分かってる。
だがな、お前達だけが良くてもダメなんだ。
お前の身内は俺だけだから...その俺が良いって言うんだからお前は何しても俺は構わないよ。
お前はそれで良いが...櫻井君はそうじゃない...
しかも...俺達は櫻井君のお袋さんにも会ってるんだ...知らない人じゃないんだよ...」

智「......」

松「付き合う事がダメだと言ってるんじゃねぇよ?一緒に住むのは周りの理解を得てからにしろ。友達同士で住むと伝えるなら...やめておけ。最初から嘘をつかなきゃいけないような付き合いは...上手くいかねぇよ...」




⭐︎




翔君を母ちゃんに紹介して半年が過ぎた...

お互い、仕事が忙しくて
ゆっくりと会える日があまりなく…
それでも、週末は翔君の家で飲んで、そのまま泊まる事も増えてきた

翔君の部屋に少しずつ俺の物が増えて
料理をしなかった翔君の台所には二つずつの食器や、翔君では使いこなせない調理器具が揃った...

どこかへ出掛けるのも楽しいけど、今日みたいに簡単な食事を俺が作って家でゆっくりするのも好き

髪をセットしていなくてメガネをかけ
持ち帰った仕事をしている姿に幸せを感じたりもして...そんな翔君をスケッチして過ごすのが今の楽しみの一つ


翔「また描いてるの?(笑)後で見せてね」

智「...うん...」

翔「...あのさ...。
智君...やっぱりここで一緒に住めないかな?」

智「......」

翔「...やっぱり、松岡さんの許可が出ないとダメ、かな...?」

松兄は...反対じゃないくて...
ちゃんと翔君の家族の了解を得なきゃダメって言うだけで...

翔「軽い気持ちじゃないよ...。友達同士でシェアするとかじゃなく…てね」








皆さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
ちょっとドンガメカメカメスピードです。
アメブロさん、ちくわに意地悪ばかりするんですようんち
下書き全部消えちゃうしログイン出来ないし…
お手上げでしばらく放心しておりました。