ガゴー...ゴゴゴ...ッ...

............。



翔君は面白い...

普通...初めて来た場所、しかも知らない人(松兄)が一緒に住んでいる部屋で、こんなに熟睡出来るなんて...。

んふふ...

おでこ...広いね...
唇、美味しそう...


へ?


美味しそう...???


俺、ちょっと...ヤバくない?
こ、この唇が美味しそうだとか...////


翔「どうぞ...召し上がれ♡」

智「うえっ!?...翔、くん起き、て、たの?」

翔「ふふ...嬉しい事、言ってくれるから...目が覚めちゃった」

智「え?何、言ってんの?」

翔「もしかして、無意識?全部、声に出てたよ?」

智「え、うそ!?...」

翔「ウソじゃないの。ほら、どうぞ♡」

そう言ってチューっと唇を突き出して迫ってくる。

智「ま、待って!まだ、ダメ」

翔「いただきまーす」


ちゅ♡


翔君は、俺の頬に唇を寄せた。

柔らかいマシュマロみたい…


ずーっと昔...

寝込みを襲われて無理矢理されたキスは
ギトギトテカテカの作り物の唇みたいで正直、吐きそうになったけど...

翔君のマシュマロは...



やっぱり...美味しそう...。



パク♡



えへ...(〃ω〃)