例年になく長かった梅雨がやっと明け
夏も本番。
暑くなると思い出すのが
京都の老舗菓子司「鍵善良房」の
くずきりです。
平たい麺のような形をしたくずきりは
ひやっと冷たい氷水に浸され
透き通っていて見るからに涼しげ。
沖縄の黒糖を原料にした黒蜜をからませ
口に入れると
冷たく
もちっとコシのある食感が気持ちよく
濃厚だけれど
後味さっぱりとした甘さとあわさって
のどごしもつるんとさわやか。
お店に入るまでの暑さが
この至福のひとときを味わうためであったと
ありがたく思えてしまうような
涼をよぶデザートです。
くずきりは、作ってからすぐに
色やコシが
どんどん変わってしまうとのことで
お店でしか食べられません。
京都へいらっしゃった際は
ぜひお立ち寄りくださいね