『モラン神父』

２０１７年ー平成２９年１２月２４日シネ・ヌーヴォ

昭和３６年作品 LEON MORIN, PRETRE

ジャン＝ピエール・メルビルの作品、あまり意識して観たことなかったなあ、影の軍団、サムライ、リスボン特急の３本かなぁ観たことあるのは？

本作品は当時、未公開だったんだね、本日劇場が満員に近い人が訪れているのに驚く。

さて作品は教会、神父、懺悔の場面で構成されている、映画では懺悔は告解と表現されている。本来の場面以外も告解の様であって戦時下の状況もあり現実との矛盾を浮き彫りにする様な構成である。作品は究極の男女の愛の物語になっていてラストに訪れる重圧感は強烈だ、男・神父がジャン＝ポール・ベルモンド、女がエマニュエル・リヴァ、ラストシーンの彼女の足取りが忘れられない！

また機会があれば観たいね。