5時から7時までのクレオ
2017年ー平成29年9月2日 シネ・リーブル梅田
昭和36年作品 CLEO DE 5 A 7
約40位前にキネマ旬報社のフランス映画史を読んで本作品のタイトルは知っていた。
さて初見、ヌーベルバーグ、シネマヴェリテと言葉に刺激されるが、ハンディカメラ、即興演出、長回しなんて言うテクニックはあるがフランス映画でしか成し得ない映像が繰り広げられる、目眩く、流れる映像はユニークだ。
主役のシャンソン歌手クレオ(コリンヌ・マルシャン)は売れっ子で、身勝手な振る舞いが鼻につくのだが、ラストの表情は素晴らしい、映画はタイトルが示す通り夕方5時から7時までのお話、字幕で5時何分から何分までのエピソードが実時間で進行する、120分の作品では無いがラストがどんでん返しとも言える、かっこいい幕切れだ、クレオは自分に出会い、幸せを掴む、兎に角、良いラストだ!
音楽はミシェル・ルグランですが、歌のレッスンで彼が登場しますがすぐ分かります。
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