大学の若大将
2009年-平成21年7月9日 録画HDD(日本映画専門チャンネルHD)
昭和36年作品
大学の若大将(1961) - goo 映画
若大将(加山雄三)シリーズの1作目、この時24才頃だったんですね。今年72才、今でも若大将とは改めて希有な存在であり正に逸材だったんですね。青大将(田中邦衛)って実に違和感あるキャラなんですが、どこかでバランス取れている不思議な存在ですね。若大将の実家はスキヤキ屋”田能久”ですが、この作品ではその実態であるスキヤキは見せてなかったんですね。
団塊の世代が高校生に達する頃、加山雄三は憧れの大学生像を爽やかに演じ切ります。私は団塊の世代から遅れる事10年の世代。私たちは世代の憧れは映画ではなく完全にテレビで、その世代として育ちます。
昭和36年のこの作品を観ていて今と決定的に違うのは、たとえ大学の寮といえどもエアコンの無いところ、車もエアコン付いてない頃だしね、それが普通。そんな事を知っている世代でも有ります。それと、他の映画観てもそうですが交通事故がまだ軽視されていた時代と言う事が実感できますね。
最後に植木屋さんを演じた藤原釜足が良い味出しています。それとお父さん役の有島一郎、おばあちゃん役の飯田蝶子もね。実の父親、上原謙と競演しているのもこの時代ならではです。
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