2024年ー令和6年9月8日 シネ・ヌーヴォ


昭和12年作品


監督は清水宏、開巻の映像は制作当時の地方都市の様子で長閑なのですが、ストーリーの骨格は父親(河村黎吉)が務める会社で私文書偽造、詐欺事件の疑いで逮捕されると言うもので、今でも通用しそうな内容です。

残された母と長男と次男は人生の歯車が噛み合わなくなる事に、、、

描き方で一寸気になるのは会社関係者の家庭の子どもから逮捕の噂がリークされたり、子どもたちの間では直ぐに噂が伝わり、兄妹は除け者にされてしまいます。

この様な描き方は、それらを肯定している様で良くないね!