2024年-令和6年6月24日 シネ・ヌーヴォ


昭和51年作品


中島貞夫監督特集、本作品は14年1月に録画で観ていて、認識を新たにした中島貞夫作品と記しています。

さて、開巻から宝石強奪と銀行強盗で始まり、乗りは良いのですが、何故か銀行強盗に失敗した2人組と宝石泥棒が同じバスに乗り合わせていた。その辺の顛末も面白いのですが、そこからドラマの展開が渋滞気味で、ダレてしまいます。今回見直して気付いたのは、それからラストにかけてが無茶苦茶で収拾がつかないのですが、思ったのは当時の現状と重なり中島貞夫監督の心情が表れているのかなとね!

そしてラスト、濡れ手で粟のお約束の通り彼等には幸運は訪れませんが、バスに乗り合わせた乗客に、、、

何とも言えない含みを持たせていました。