2024年-令和6年6月4日 シネ・ヌーヴォ


昭和41年作品


越路吹雪と淡島千景特集、初見。作家の夫を亡くした未亡人が淡島千景で、その娘役が吉永小百合、大学4年で就職活動中。原作は森村圭、脚本は倉本聰、監督は松尾昭典。自由奔放な母は1人で登山やスキーに出かけていて、娘の就職の事なんて気にかけていないそぶり、、、

娘はやる気満々だが一寸おっちょこちょいで就活は空回り。日本の高度経済成長期にあって、一寸違ったライフスタイルや生き方を提示しています。既存社会に対して一石を投じる感じだね!

学生運動のリーダーを演ずる浜田光夫が硬派で良い感じ、川地民生も良いが、1番の収穫は雑誌社の社長を演ずる細川ちか子が決まっていました。