2024年-令和6年5月10日 NHKBSP


昭和38年作品 PARIS - WHEN IT SIZZLES


本作品は10年2月に録画で観ていて、この様な楽屋落ちネタは、相当上手く作らないと観ていられないねと記しています。

さて、再見し思うに豪華な俳優たちを登場させ映画脚本の創作に行き詰まる脚本家ベンソン(ウィリアム・ホールデン)とタイピストのガブリエル(オードリー・ヘプバーン)が繰り広げる世界を楽しめば良いのだと実感しました。おそらく作品の発想の1つにフェデリコ・フェリーニの「8 1/2」(1962)があると思いますが、こちらはハリウッド流のおふざけコメディで魅せていきます。これで良いのだと思えて来ました。

前回も記していますが劇中で「マイ・フェア・レディ」(1964)の事に触れていますが、公開前だけど既に話題に成っていたと言う事ですかね?


追記、開巻の南仏の高級リゾートに登場する女優さんはブリジット・バルドーをイメージしているんですね。