2024年-令和6年2月29日 シネ・ヌーヴォ


昭和38年作品


高峰秀子特集、監督は成瀬巳喜男。本作品は10年6月に録画で観ていて記録には好印象なのを記していますが、記憶からは殆ど消えています。昭和12年頃から制作年の昭和38年迄の激動の日本に生きた1人の女性を通し世の移り変わりを描いています。戦後の平和な時代に生まれた私には波瀾万丈過ぎる感も有りますが、冷静に見ればどのエピソードも当時、当たり前だった事ばかりなんですね、

今回は高峰秀子特集ですが、昭和37年、38年の成瀬巳喜男、高峰秀子コンビの3作品、「女の座」、「放浪記」、「女の歴史」には何れも作品も、その完成度の高さに唸ってしまいました。