2024年-令和6年2月1日 シネフィルWOWOW


昭和43年作品 WHERE EAGLES DARE


邦題の要塞の文字で「ナバロンの要塞」(1961)と勘違いしていましたが、本作品は初見。原作、脚本がアリステア・マクリーンで、開巻後に気付くのが戦争を舞台に有り得ない状況設定と、敵地に乗り込んでいるのに勝手知ったる我が家の様に動き回るのに違和感を覚えます。そして、是見よがしの有り得ないスペクタルシーンにも呆れてしまいます。

主人公は名優、ベテランのリチャード・バートンとマカロニウエスタンで頭角を表してきたクリント・イーストウッドの組合せですが、イーストウッドは思ったのでしょう、これではダメだとね、自分が映画制作の実行権を握らないとね!

本作品は映画制作でやってはいけないパターンのオンパレードで、観客を冒涜している典型的な作品ですね。