2021年-令和3年9月11日 テアトル梅田


2019年-令和元年作品 白云之下


予告編を観た時、先日観た「ブータン 山の教室」(2019)を思い浮かべた。ブータンは独身男性が都会に憧れるお話。本作品はモンゴルの草原に暮らす若夫婦の物語、夫は限りなく都会に憧れていると言うか、今の暮らしを捨て都会に住みたいと思っている、しかし妻はこの土地が良いと正反対だ。

ブータンもそうだが、スマホが世界中に行き渡った現代、都市と僻地の違いはと考えてしまう。モンゴルの草原だって、近くには道路も整備されて僻地とは言い難い。

本作品の展開は急激に変化する社会インフラの狭間で暮らす人々が描かれている。