2020年-令和2年12月13日 第七芸術劇場

2018年-平成30年作品 THE TRIAL

1930年の産業党裁判の映像を再構成したドキュメンタリー作品。裁判は公開されていて会場へは立錐の余地も無いほど人が集まっている。裁判の被告は基本的に罪を認めていて、反論する様な雰囲気では無い、予想される判決も理解している感じだ。約2時間の映像からは、これが裁判なのかと呆れる、
映画はラスト、“産業党”と言うものは存在しなかったとスターリンによって作られた見せ物劇だったのだ。
裁判シーン以外にも群衆が“破壊分子を銃殺せよ“抗議のデモの様子が挿入されているが、これが怖いが踊らされた群衆は何を見ていたのか?、彼らの視線は今の日本からは関係ないようにも見えるが果たしてそうなんだろうか?