2020年-令和2年4月5日 BS4K

昭和14年作品  MR. SMITH GOES TO WASHINGTON

本作品は82年12月にテレビで、10年4月に録画で観ていますが「オペラハット」(1936)に比べて感情移入出来てませんでしたが、今回見直して初めて魅力に気付きました。
「オペラハット」の原題はMR. DEEDS GOES TO TOWNで本作品はMR. SMITH GOES TO WASHINGTONで姉妹作品の様な位置づけなんですね。オペラは富豪の死で大金を手にするデイード氏、本作は上院議員の死で担ぎ出されるスミス氏で、何も田舎者と言う設定。
議会で発言するスミス氏、仕組みを知らず発言権を譲った事による反省で今度は譲りません、この演出は滑稽で有り、荒唐無稽に見えてましたが非常に基本的な事を訴え、示してたんですね。
本作品でのジーン・アーサーも良いね。
さて最後に4Kデジタルリマスター化の凄さ、一つはセット撮影でスミス氏が帽子を落とす場面、絨毯の質感がわかる事とオープンセット撮影で太陽光の元、遠くの人までハッキリ見えてる事だね。