ASD+ADHD+知的の23歳の息子

支援学校の高等部を卒業して、
「働く」がなかなか難しいと
思い知っている現在

母の想いいろいろ綴ってます。

✳︎事業所、不通所なので…笑

不登校タグ付けさせてもらってます。


水辺に行きたくて、

出かけたものの、

暑い、とにかく暑い。

ちょっと歩いてみようか…とも思えない。

それで、遊覧船に乗った。


「どっか行くの?」と息子が言うので、

「ここでのんびりする」と伝えた。

遊覧船の意味があんまりわかってなかったか💧


案の定「何分乗るの?」と聞かれ…笑

「40分、湖の中を回って景色を見るんよ。

寝てもいーし、

何でもいーよ。」と言ったら、


始めは「退屈だー。」とやや不機嫌。


「窓辺が気持ちいーよ。」と声を掛けたら、


「いいかも。」と後は何も言わず、

佇んでいた。


ボーっと窓辺に寄っかかって、

水面と渓谷と青空を眺める。

時々、いい風がやってきて、

あーずーっとここに居たい…と思う。

なーんにも考えず、

なーんにもしない。

ぼんやりすることが、

一番やりたかったことか…笑


遊覧船に揺られていたら、


「イカリくんが来るのが嫌だ」と、

ふと息子が言ってきた。


息子に突然にやってくるかに見える怒りの感情に名前をつけた。


イカリくん


そのまんま…笑


「イカリくんはあんま来てほしくないけど、

イカリくんにも出てくる理由があるんよね。

頑張りすぎると体壊すから…とか、

このことが不愉快なんよ…とか、

伝えようとしおるんよね。

出て来はじめのときに、

わかったよって、休んであげると、

あんまり怒って来んかもしれんね。

けど、初めからマックスで怒ってくる時もあるよね。

それはしんどいよねー。」


イライラに翻弄されて苦しいのもあり、

ないほうがいいと言いながらも、

わーっと暴言を出したり、

バタンバタンと不快な音を出しながら行動したりすることでしか、スッキリできない…という、矛盾さもあるのだろうと思う。


なかなかなあ…


​暑い日も水辺は心地よさが違う