ASD+ADHDの23歳の息子
支援学校の高等部を卒業して…「働く」がなかなかハードルが高いのだと思い知っている現在…😢
事業所を辞めたい息子と、
疲れてるならとにかく休んで…辞めるかどうかはその先の話…の母、わたし。
相変わらず合意ならず、不毛に見えるやりとりが日々行われるという毎度のパターン💧
どちらへ軍配上がるか、お楽しみに。
さて、そんな大切な局面であるにもかかわらず、
いや、だからか、息子…
「自動車学校に興味がある」
と言い出した。
あー、何を言い出すかと思いつつも、
この流れは知っている。
支援学校の高等部に入学したときも、
しばらくして辞めたくなり、
その時は、
「普通の高校に行きたい」
と言い出し、毎日毎日訴えてきた。
とにかくしつこいので、
娘の中学の教科書を見せて、
「これを勉強するんよ。理解して、テスト受けて合格したら普通の高校へ行けるけど、塾で毎日頑張るんよ。同級生は年下だけど大丈夫?」と伝えて、
それからサポート校のようなところにも連れて行き、見学をさせてもらい、
「普通の高校とはちょっと違うけど、ここは学び直しもあるよ、どーなん?挑戦する?」と話した。
で、息子はやっぱり…と支援学校を続行させるに至った。
次は、最初のB型事業所を辞めたい理由に、パソコンの仕事がしたいと言うので、よくよく聞いてみたら「ソフトエンジニアの仕事がしてみたい」と。(もちろん毎日しつこい)
大好きな番組SASUKEにでてくる有力選手の森本君の仕事ではないか…。その発想もう短絡すぎ。
だいたいパソコンって支援学校でちょっと入力のことしたくらいで、あとはネットするくらいしか触ったことないじゃんよ…
結局、パソコン系の仕事のある事業所へ移ったけれど、ソフトエンジニアってこんなんじゃないようなことをぶつぶつ言いながら不満そうなので、子どものためのプログラミング教室の方にお願いして、後ろの方で見学兼参加をさせてもらった。
で、自分がそれほどそれに興味が湧かないことを知ったよう…笑
で、自動車学校。
実際に教習所を訪ねて、様子を見せてきた。
授業や実技はここでやるんよ、
自分でスケジュールは組むんよ、
入校までの申込書これよ、分かる?書ける?
お金はこれだけかかるし、
だいたい授業の内容わかるん?…などなど話したら、「連れて行ってくれてありがとう」と言われてしまった。どういう気持ちなのだかさっぱりわからない。
とりあえず、教本はどっかで手に入れて、見せようと思っている。内容の難しさに引くだろう。
「無理なんよ」と言っても「そうかあ」と納得しないのが息子。
少々酷ではあるけれど、現実は知らせる。
身をもって何か思うことがあるだろうと思う。
それでも、それでも…気持ちが変わらないならば、こちらも覚悟しなくてはならない…と多少は思っている。
とはいえ、自動車学校に行くことを絶対に諦めてくれなかったらどうしよう💧
適性検査で落ちるか…
それにしても、もう少しだけ叶いやすいことを相談してくれたらいいのになあ。
やりたいことに向けて時間を重ねるってやっぱり大きな糧になる。希望もある。叶えばもっと素晴らしいこと。
多くのひとが普通にできていることも彼にとっては壮大なこと。
ちょっとなんか切ないな。