ASD+ADHD+知的の25歳の息子

支援学校の高等部を卒業して、
「働く」がなかなか難しいと
思い知っている現在。

母の想いいろいろ綴っています。

事業所への不登校…もとい不通所、

そして辞めて、また次へ、また五月雨通所、辞めてまた次へ…がここ数年の息子。やっとやっとこの一年、落ち着いているかに見えてきました。

「病院に行くのがしんどい、薬もやめたい」という息子の話絡みなのだろう、事業所の職員さんから電話があるよ…と予告をもらい、ちょっと身構えた。


「なんか、良くない話だろうか…💧」


その気持ちは一晩寝かせて、

次の日…

帰ってきた息子から「これ…」と封筒を渡された。

中にはお手紙。


読んでみると…、

この頃の息子の事業所での様子、

 前向きに頑張ってます…

 他の利用者さんとも打ち解けてきました…

それから、息子の通院や薬への気持ち、

 薬が必要だというのはわかっている。

 でも、気持ちがどうしても向かない。

などが綴られていた。


そして、このお手紙の理由は、

病院で先生に自分の今の様子や気持ちをちゃんと伝えるのが難しいと息子が言っていたので、

お役に立てたらということだった。

つまり、主治医とこの内容をシェアできたらという計らいだった。


なんという気配りだろう。

じーんとしてしまった。

これまでもいろいろな事業所で息子の気持ちに寄り添う関わりをしてもらった。

でも、こんな綴りをいただくのははじめてのこと。


その後、職員さんとお話もできた。

「病院に行かれたときの手助けとなれば…」とのことだった。

息子の不穏なことを聞かされるのでは…と思っていた自分がなんか「小っさ」である。

ほんと他の視点がないな…と色んな意味で思う。

なんだかんだ私が考えていることは、

自分のことなんじゃないか…

もう、息子の「怒りくん」に出会いたくない。

もう、心が疲弊したくない。


ぜんぜん、成長できない💧


このお手紙を持って病院へ行ったお話はまた。