★初旬大運天中殺のケース-7

 

*精神へ向かう構造

大運天中殺は精神へ向かうことが最大の改善の方法と書かれています。

 

大運天中殺を改良する手段は、90度北方における「精神界」より他に存在しないのであります。
 

東と西は現実の正反対(180度)、北と南は精神の正反対(270-90=180度)です。

その中で90度の北の精神が自然の力を抑えるとあります。

 

自然を抑え込む力は九○度の角度から生まれ、自然の力を助長させる力は0度、もしくは180度の角度から生まれると言えるのであります。 
 

このあたりの角度理論は僕にはよくわかりません。

自然の力というのは、現実を無にするという大運天中殺の力のことです。

現実的に生きようとすると、それは無にする大運天中殺の力を増長させることになり、嵐を大きくするだけってことです。

 

それを抑えられるのは、90度角にある北の精神を生きるしかないと説かれています。

自然というのは、単に中庸の穏やかな世界だけではないということでしょう。

天中殺もまた肯定されるべき自然の法則ってことです。

 

心の支えも家系の支えも何もない状態でいられることです。それが初旬大運天中殺の自然な姿

 

これはとっても大事なところです。

算命学が目指す自然というのは、中庸で穏やかで平和な世界なのでしょうが、自然はそれだけではなく、天中殺という技を持って、現実を無にするような働きも起こしていることになります。

 

そしてそれ(現実を無にすること)が自然であるってことは、否定されることではないってことです。

 

自然(神の法則)には、「現実を無にする」ということも含まれているのでは?という疑問(正論)が生まれてきます。

 

もしそうなら「時間があって空間がない」というありえない定義は、「時間があって現実空間がない」と置き換えられるのかもしれません。

これなら、納得できることで、仏教の「一切皆空」に近づきます。

現実空間はなくても、気の「空間」はある。それは魂の生き場です。

「空」は単にないではなくて、「現実はなくて空間(気)がある」です。

 

たぶん遠くない未来に、VRやAIはそのことを教えてくれるんだと思います。

どの哲学や宗教よりも明確に。VRやAIとリアル現実の違いがみえなくなることで、それは示されるのだと思います。

 

また脱線しそうなので話を元に戻しますが、「大運天中殺を改良する手段は、90度北方における「精神界」より他に存在しない」です。

 

大運天中殺が教えてくれているのは、人が生きる上で、北(縦の精神)へ向かうことの重要さ、ってことだろうと思うのです。

 

大運天中殺のみならず、構造は違ってもすべての天中殺は人にそのことを教えているのではと思えるのです(そのために天中殺がある。それが自然の法則・・・)

 

 

 

*紫字は原典算命学大系からの引用です。

 ===================================