12位:遠野なぎこ(過食嘔吐)
「遠野なぎこさんは、2014年4月に自身が摂食障害で苦しんだ体験を綴った著書「摂食障害。食べて、吐いて、死にたくて。」を出版されています。遠野なぎこさんが、過食と嘔吐を繰り返してしまう「摂食障害」に陥った理由は、母親による幼少期からの虐待にあったそうで、お金を稼ぐために強制的に子役として芸能界に放り込み、太らせないように、食べたら嘔吐させるということ強制的にさせられていたそうです」
①位置法 北剋主星 主星→南
②月(心)を中心に、外に半会、内に対冲
③午未生年中殺 車騎星中殺
④癸巳(直下暗合)
⑤10中9気。外に客観、内に主観
車騎星中殺。
年干支、月干支とも宿命で中殺を受けると、蔵干も含めて干支全部が天中殺現象になります。
宿命が天中殺を受けることによって、その場所も、その人物も、その星も、天中殺現象になります。
これ、星そのものが中殺されているわけではなくて、日干と星の関係性が中殺されているってことです。
車騎星中殺という星をもっているわけではなく、星を車騎星質のエネルギーに変換する時に、中殺現象がでます。
そしてついわすれてしまうのですが、星というのは人間の霊魂の姿(本質)だってことです。
仏教でも、哲学でも、「霊魂」についてはさまざまな角度から語られていますが、誰も見たこともないし、それが何かなんて、明確な定義はなされていないでしょう。
算命学は霊魂を10質に分類しています。
この「10」という数は、仏教の「十方世界」(この世のすべて)と同じです。
これって、証明されればノーベル賞ものの大発見だと思うのです。
そして、占いはそれを証明するために作られた技術です。
これを忘れちゃうんですよね。僕も20年くらい忘れて占いをやってきました。
というよりも知らなかった(ーー;)
数年前から急に霊魂に目覚めてしまって、今は夢中です^^/
で、中殺についても霊魂を基点に考えると、また、異なった解釈が生まれてきます。
それはスピ算教室のほうでやりますが、簡単にいうと、社会性(その時代の常識)を外すための装置、かなと思います。
社会の場には社会のルールがあり、星のエネルギーも時代によって変わってきます。
江戸時代の車騎星と今の車騎星は同じではないはずです。
中殺現象は、この時代性や社会性を剥いだ、生の霊魂の姿ではないかと、最近思うようになりました。
だから、中殺星をそのまま燃焼すると、既存社会からはみ出したり、常識から外れた言動になります。
ただ、それをするのは日干なので(星がするわけではないです)、学習するたびに、日干がコントロールできるようになります。
中殺所有者の人って、実によく周囲の出来事や反応を観ているものです。
そうしないと、既存からはみ出るからです。
遠野さんが自分の体形や評価を気にするのは、中殺現象の一つともいえます。
観察によって、自己規制するシステムが出来上がります。
それが行き過ぎると、自分を抑えて環境に適応する、受け身型の中殺者ができあがります。
それはそれで中殺を生きる方法ではあると思いますが、中殺星の本意からは外れていると思えるので、どこかで限界が露呈することになると思います。
でも、何割かの人たちは、正反対に、既存性を無視した生の霊魂を燃焼することに注力することになります。
これはこれで、社会的、人間的には問題を起こすこともありますが、生のエネルギーの力が発揮されて、既存にない素晴らしい能力を発揮することにもなります。
ここ教室じゃないんだから、遠野さんの話しをしないとだめだろ!
(ーー;)・・・続きます。
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