18位:ともさかりえ(拒食症)
 「
ともさかりえさんの拒食症は重症と言われていて、度重なる過食と嘔吐を繰り返し、その結果胃酸で歯が溶けてしまったそうです。」

 

『1999年10月、雑誌インタビュー記事において拒食症であったことを告白、精神不安や栄養失調、重度のう蝕などの過去も語った』<Wikipedia>

 

 

①鳳閣星(内次元)

②日年の害(年干牽牛星)

③月年の刑破(月年干合)

④位置法(横列が自然、縦列が不自然)

 

丁度、拒食症と戦っていた時、20歳になる直前には、つかこうへい作の舞台『犬を使う女』(1999年)に主演することになりました。

これまでの映像の世界とは別の舞台への出演は躊躇もあったようです。

 

ドラマでの表現にはある種の限界があるのに対し、舞台は果てしない世界のような気がして、不安ながらやってみようと思い立つ」<文春オンライン>

 

前回書いた、内次元、石門星→鳳閣星→司禄星、というのは自然の流れです。

ドラマや映画などは、造っているという人間的要素はあるでしょう。

舞台と映像の違いは僕らにはわかりませんが、ともさかさんは、舞台を「はてしない世界」というとらえかたをしています。

 

どちらが自然であるかといえば、「果てしない世界」のほうです。

内次元の潜在は感覚的にそういうことに反応するのではと想像します。

つかこうへいさんの舞台での感触は次のように書かれています。

 

俳優を続けるうちに、必要とあれば感情が動かなくても涙を流せたり、技術でこなすようにもなっていた。だが、このときの稽古では、本当に気持ちからセリフが吐け、涙が出たり、笑いが止まらなくなったりと、心から動くことができて新鮮だったという」<文春オンライン>

 

次元が上がった鳳閣星の意味は「真に生きる」です。自然の法則に包まれるような生き方を高次元鳳閣星は可能にするようです。

ともさかさんが舞台の稽古で感じた自然な感情表現は、この内次元の鳳閣星が覚醒したのではと思うのです。

 

そして、そこに照準を合わせると、拒食や過食という現実苦は、その前提条件のように必要だったのだと思えてきます。

 

その時、つかさんは「偉かったな、おまえ、ちゃんと立ってられて」と言ってくださいました。ちゃんと真っ直ぐ立ってられてって。「立つ」というのは、とても深くて大きな意味がある言葉です。つかさんは、役者がうろちょろ舞台上で動くのを嫌います。芯に立って、真っ直ぐ正面切って、それが主役だ。余計なことは、まわりの人間にまかせておけばいいんだから、おまえは正面切って立ってろって。だから、つかさんから「ちゃんと立ってた」と言われて、本当に嬉しかったですね」<同上>

 

「その時」というのは、講演中につかさんが舞台を観に来て、終演後のお食事会でのお話です。

この体験によって、ともさかさんは、一回り大きく成長できたといいます。

 

はてなブログで迷走中の霊魂相性。機会があったらなるべく見るようにしています。

考え方としては、つかこうへいさんが、霊魂ガイドとして登場して、ともさかさんを導いてくれた、という仮説です。

 

最近の傾向として、干合縁に注目しています。人間ですと、男女和合になる干合ですが、霊魂ベースでは、霊魂の呼び出しです。

干合が霊魂を呼び起こすというのは算命学でも使われている技術です。

根拠もある話と思っているので、ここから、羅状縁や天剋地冲、納音など強い縁が誘導された場合は、霊魂縁の可能性が高いと判断できそうだという感触を得ています。

 

もう一つの着目点は三角形の形です。相性を観る時は相性用の形の見方をします。

お二人の場合は、いい形ではないですよね。

男女として、人間的な交流という意味ではなさそうです。

霊魂では、二つの形の他に、影響される側の領域の変化を考慮すべきかなと、最近感じるようになりました。

 

演出家と女優という目で見ると、つかさんの出現によって、ともさかさん(青)が90度位置を変えています。つかさんには大きな変化はありません。

干合はもともと90度変化の現象といわれていますが、ここまできれいに90度が成立するのも珍しいです。

 

これによって、ともさかさんが、自然の表現力に目覚めたとするなら、つかさんは霊魂ガイドとしての役割だったと考えられるのではと思います。

 

算命学の占いは、もともとは、霊魂とか「存在」の構成要素が五行であるとか、そうした古代中国の思想を証明するための技法です。

そこだけにフォーカスするのは邪道かもしれませんが、たどりついた感はあるので、当分、こうした検証を続けていこうと思います(^^)

 

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